ミランのイタリア代表FWアントニオ・カッサーノと、インテルの同代表FWジャンパオロ・パッツィーニのトレードが決定的になったとイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 20日にミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長とインテルのマッシモ・モラッティ会長が会談を行い、合意に近づいた模様だ。

 両クラブはそれぞれ、選手の放出を認めている。ミランは、19日のユヴェントスとの親善試合後にガッリアーニ副会長が、「移籍交渉は進行中で、アントニオは移籍を希望している」と話している。インテルのマルコ・ブランカTD(テクニカル・ディレクター)も20日に同紙の記者に対し、「パッツィーニはずっと前から移籍マーケットに出ている」と語っている。

 金銭面が問題になると見られていたが、ミランが700万ユーロ(約7億円)をインテルに支払う方向で話が進んでいると報じられている。