キャラクターが動いて歌うこともできる！？ARアプリ「妖精眼鏡」【Androidアプリ】

ARを利用したキャラクターアプリの本命になるかもしれない？！
初音ミクを代表とするキャラクターに自分でフリをつけて動かしたり、歌を歌わせたりといったこともかなり一般的になってきました。また、これとAR（拡張現実）を組み合わせるといったアプリもスマートフォン向けにいくつか出ていたりします。

今回は、キャラクターデータを事前に端末にダウンロードしておくことで、表示させたキャラクターに動きや音をつけることのできるAndroid向けARコードアプリ「妖精眼鏡」を紹介します。

■デジタルサイネージジャパン2012で出展されていました

「妖精眼鏡株式会社ブースの様子」
筆者がこのアプリを知るきっかけになったのは先日、幕張メッセで開催されていた「デジタルサイネージヤパン2012」でした。

当初はブースレポートとしてブースの様子だけを記事にする予定でしたが、説明員の話を聴いてアプリの妖精眼鏡をアプリ記事として書いたほうが良いだろうということになりました。


○使い方
初回起動時はいきなり撮影画面となりますが、まずは右下のマークをタップしてメニュー画面を呼び出します。

右下の四角の重なったようなマークからキャラクター選択ができます。

メニュー画面、ここからAR表示キャラクターの選択や追加ができます。

デフォルトで用意されている「ネコソルジャー分隊」
初期状態では「ネコソルジャー分隊」しか入っていないので、コード入力や配布サイトから追加ができます。

また、ARマーカーカードはもPDFファイルや画像ファイルの形式で入手ができるので、別途、印刷するなどして用意する必要があります。

もちろん、このテのARアプリではお馴染みの写真撮影機能もあり、表示されたキャラクターの写真を撮影することができます。


ARマーカーカード

■ボーカロイドも妖精眼鏡で歌う！
妖精眼鏡のコード入力でのキャラクター追加で「1052659」を入力することでボーカロイドの「蒼姫ラピス」のデータを無料で入手することができます。

蒼姫ラピスのキャラクターデータは「妖精眼鏡」の特徴をわかりやすく知るのに最適なものになっており、「キャラクターを表示・モーションデータを利用して踊らせる・歌わせる」のすべてを見せてくれます。




クルンと回転する蒼姫ラピス、カワイイぞ！


実際の人物を表示させることもできます（この画像はアイドルの「石原夕里朱」）。

■ARアプリで一番大事なものとは
話をデジタルサイネージジャパン2012でのことに戻しますが、説明員は「ARアプリで一番大事なのはどんな優れた機能とかじゃなくて、どれだけ魅力的なコンテンツ（人気キャラクター）を揃えられるかですよ」と話していました。

言われてみればその通りで、魅力的だったり、人気のあるキャラクターを楽しめるなら、実際にアプリを利用したりキャラクターデータを買うような人も多くいるだろうなと思われます。

妖精眼鏡は動きや音楽もつけられるので魅力あるキャラクターのコンテンツを楽しむには最適かもしれませんね。

実は会場で説明員がちょっと操作をしているときにサンプルとして入っていた知名度の高いゲームやアニメのキャラクター数体が確認できたのですが、「契約とかあるので絶対言わないでください！」と止められてしまったのでここでは話せません……。

ハッキリとわかっただけでも4〜5種類くらいいたので、アニメやゲームキャラクターのARアプリとしてはダークホースとなるかもしれません。

なお、妖精眼鏡アプリは現在Android版のみの提供となっているそうですが、iOS版も提供予定とのことです。

それでは、最後に蒼姫ラピスが妖精眼鏡で実際に動いている動画をご覧ください。

記事執筆：河童丸

アプリ名：妖精眼鏡
価格：無料
カテゴリ：エンターテイメント
開発者：妖精眼鏡株式会社
バージョン：3.0.1
ANDROID 要件：2.2 以上
Google Play Store：http://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.d4a.pixy&feature=more_from_developer