バイエルン・ミュンヘンMFトーマス・ミュラーが、インテルのターゲットとなっているようだ。ドイツ代表としてEURO2012に向けて準備中の同選手は、ドイツ『スポーツ・ビルト』のインタビューで次のように話している。

「イエス。オファーはあるよ。僕の今の状況からいくと、オファーを考慮しないとは言えない。いくつかの重要な試合で自分が呼ばれなかったという事実には、すごく苛立った。僕にとって新しい状況で、気分は良くない。それは隠せないね」

「僕とバイエルンの絆は、みんなが知っているところだ。だから、急いで移籍を考えることはない。でも、状況からいくと、オファーを聞くと言えるね。EUROが終わってからすべて考える。チェルシーとか、代理人にはオファーが届いている。でも、それについて話すのはまた後だ。僕はEUROのことだけを考えている。

「シーズン最後の方みたいに、バイエルンでベンチにいるのは満足できない。重要な試合に出られなければ、落胆と怒りが増す。バイエルンに生涯残るかって? それを言えるのは、死ぬときになってからだ」

また、スペインでは『ムンド・デポルティボ』が、バルセロナが守備だけではなく、前線の強化にも動いていると報じた。フィニッシャーを探しているとのことで、名前が挙がったのは4人。セビージャとの契約満了を迎えるフレデリク・カヌーテのほか、インテルのディエゴ・フォルランとディエゴ・ミリート、そしてラツィオFWミロスラフ・クローゼだ。だが、インテルもラツィオも、今のところはミリートとクローゼが売却不可能だとしている。