今季は負傷や度重なる監督交代など、落ち着かないシーズンを過ごしたインテルのDF長友佑都選手。チームの不振に伴い、一時はレギュラー落ちの憂き目に遭ったり、メディアからバッシングを受けたりとファンをやきもきさせたが、シーズン終盤は再び調子を取り戻してコンスタントに出場、来季の躍進を期待させてくれている。そんな長友選手がこのたび、海外サッカーサイトが選ぶ今シーズンのセリアAベストイレブンに選出され、そのプレーの質の高さをあらためて証明することとなった。

長友選手をベストイレブンに選出したのは、海外サッカーサイトのWhoScored.com。同サイトはOptaデータ(サッカーの試合中のボールタッチを詳細に数値化した分析データ)などを用いて、試合ごとの選手のパフォーマンスを数値化して評価しているサイトで、各選手の試合ごとのパフォーマンスのデータを蓄積していき、週間、月間、シーズンのパフォーマンスをそれぞれ閲覧できるようになっている。欧州各リーグが終わりを迎えるこの時期になると、シーズンを通じた欧州全体でのベストイレブン(オールスター)、各リーグのベストイレブンを発表するのが通例だ。

長友選手はさすがにオールスターには選出されなかったが、セリエAのベストイレブンには同僚のDFマイコン選手とともに選出されている。評価は6.9ptで、同ベストイレブンの中ではUSレッチェのGKマッシミリアーノ・ベヌッシ選手と並ぶ最低ptではあるが、それでも世界的スターのACミランのFWイブラヒモビッチ選手やDFチアゴ・シウヴァ選手、ユヴェントスのMFアンドレア・ピルロ選手、ウディネーゼのFWアントニオ・ディ・ナターレ選手らとともにベストイレブンに顔を連ねているのは、素晴らしい評価を受けている証拠だろう。ちなみに、オールスターにはバルセロナのリオネル・メッシ選手やレアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウド選手、イブラヒモビッチ選手らが選出されており、チームとしてはバルセロナから最多の3選手が選出された。また、ブンデスリーガのベストイレブンには今夏マンチェスターUへの移籍が取り沙汰されているMF香川真司選手が選出されており、シーズンを通じて2人の日本人選手がベストイレブンに選出された形だ。