サムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーS2」のバッテリーが爆発し、所有者の中学生が負傷するという事故が韓国国内で発生した。

韓国メディアの報道によると、爆発事故があったのは21日午後2時ごろ。同国南西部・光州の中学校に通う男子学生が教室で授業を聞いていると、突然ギャラクシーS2のバッテリーが爆発した。学生の保護者は、「息子はギャラクシーSをポケットに入れていたので、爆発により手やお尻などを火傷した」と被害状況について語った。

事故を受けて、サムスン電子は爆発したバッテリーを回収した。サムスンの関係者は、「バッテリーの回収は、顧客との同意の上で行った」とし、バッテリーは携帯電話と分離した状態で発火しており、現在は事故原因について調査中だと述べた。

しかし、韓国には同製品を利用する消費者が多いため、韓国のコミュニティーサイトやツイッター、フェースブックには、「原因究明を早急にしてほしい」といった意見が大量に書き込まれている。

あるネットユーザーは、「携帯電話は生活必需品なので1%の危険要素もあってはならない」と厳しい意見を寄せた。ほかにも、「正確な原因究明を行い消費者の不安を解消しなくてはならない」「ギャラクシーのユーザーじゃないけど恐ろしいな」「今ギャラクシーS使っているけど怖い!」などの意見が書き込まれた。

参照:世界日報
参照:NEWSPIM

(文:林由美)

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