ベン・ヘンのローをキャッチする王者は、距離をつめてパンチを振るう。ヒザを狙ったベン・ヘンだが、これも空を切る。スピードを落した右ハイから、ベン・ヘンもペースを再び上げて、動きが止まらないまま最終回へ。

左目を大きく腫らし、鼻の頭をカットしている王者。ベン・ヘンは雄叫びを挙げて、観客を煽る。右を伸ばしたエドガー、ミドルをキャッチするが、離れると左を受ける。シングルレッグのフェイントから、アッパーを打ち込む王者は、続いて左をヒットさせる。左を振るいながら前に出てきた挑戦者のバックに回ったエドガーは、一度は寝技にいくがすぐに立ち上がる。

左右に回るエドガー。さすがに疲れを感じさせる。左から右フックをベン・ヘンが打ち込むとエドガーは右から左を返す。シングルレッグから離れ際の左ハイと動き続ける王者に対して、ベン・ヘンも動きをよく見切っている。ワンツーに右ミドルを蹴り返したベン・ヘン。王者の右でベン・ヘンが尻餅をつく。

首を取るが、すぐにスタンドも戻ると、右を打ち込み、左に流れた王者は、再び左を打ち込む。蹴りをキャッチして、押し込むエドガーは、珍しく動きがラフになる。右ボディにヒザを返した挑戦者。残り10秒でヒザを受けながらもダブルレッグダイブからポイントを取りに行った王者に対し、挑戦者ベン・ヘンは首を抱えて寄り倒す。ここで5分×5Rの闘いはタイムアップになり、判定3-0でベン・ヘンが新世界ライト級王者に輝いた。
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