試合 :ロンドン五輪 アジア最終予選 第4戦
開催日:2011年9月8日
結果 :引き分け
スコア:「1−1」
得点者:OG キム・チョラン
○ なでしこジャパン
FW:川澄奈穂美 永里優季
MF:宮間あや 大野忍
MF:澤穂希 阪口夢穂
DF:鮫島彩 熊谷紗希 岩清水梓 近賀ゆかり
GK:海堀あゆみ
FW:永里優季 大野忍
MF:宮間あや 川澄奈穂美
MF:澤穂希 阪口夢穂
DF:鮫島彩 熊谷紗希 岩清水梓 近賀ゆかり
GK:海堀あゆみ
FW:永里優季 安藤梢
MF:宮間あや 川澄奈穂美
MF:澤穂希 阪口夢穂
DF:鮫島彩 熊谷紗希 岩清水梓 近賀ゆかり
GK:海堀あゆみ
○ 北朝鮮代表
FW:チェ・ミギョン ラ・ウンシム
MF:リ・エギョン チョ・ユンミ チョン・ミョンハ キム・ミョングム
DF:ユン・ソンミ ペク・ソルヒ ユ・ジョンヒ キム・ナムヒ
GK:チョ・ユンミ
FW:キム・ヨンエ ラ・ウンシム
MF:キム・チョラン チョ・ユンミ リ・エギョン キム・スギョン
DF:ユン・ソンミ ペク・ソルヒ ユ・ジョンヒ キム・ナムヒ
GK:チョ・ユンミ
パスサッカーが陥りやすい罠は、パスに逃げてしまう、という事ですね。ドリブルで仕掛けるべきところ、ドリブルでボールを運ぶべきところ、そこでもパスをしてしまい、だからパスミスになる、という事ですよね。ドリブルで相手を引き寄せなければ受け手はフリーになれない。ドリブルで相手を1枚でもかわさなければプレスはかわせない。つまり、相手の守備は崩れない。
そして、個人技で落ち着いてボールを処理すれば何でもないところでパスをするから、それを相手に奪われて不必要なピンチを作ってしまうし、クリアボールを相手に拾われて波状攻撃を受けてしまう訳で、そういう逃げのパスを何と呼ぶのかと言えば、個人的には、責任転嫁のパス、と呼んでいます。
逃げのパスの繰り返しではリズムは掴めないし、勝負を避けるようなパスでは相手の守備を崩せないので、相手に囲まれてしまった場合にはパスで仕方ないですが、フリーでボールを持ったならば、もしくは、1対1となったならば、必ずドリブルで仕掛けるようにする、ドリブルでボールを運ぶようにする、そういう意識を強く持ってプレーして欲しいなと思います。
ドリブルは、相手を抜き去るためだけではなく、相手を引き寄せるためにも使うべきもので、それが出来なかったらポゼッションサッカーは出来ないし、本当の意味でのパスサッカーも出来ないので、なでしこにはもう一度、W杯の時のサッカーを思い出してもらい、澤、川澄、大野、丸山、鮫島、このあたりの選手がドリブルでアグレッシブに仕掛けていたからこそ素晴らしいサッカーが出来たんだ、という事を思い出してもらいたいなと思います。
日程的な問題で運動量を増やせない、ピッチコンディションの問題でパスの精度に狂いが出てしまう、それは然りだとは思いますが、しかしそれは、ドリブルをしないという事に対してのエクスキューズ(言い訳や弁解)にはならないと思っています。実際、韓国や北朝鮮の選手はアグレッシブなドリブルを見せている訳ですから、それなのに「なでしこ」だけがやれないという事は無いはずだと思っています。
そしてもう1つには、フィジカルコンタクトを怖れるな、という事ですね。ドイツW杯での唯一の敗戦となったイングランド戦。その敗戦の最大の理由は、フィジカルコンタクトを怖れてしまった事によって、多くの球際での競り合いで負けてしまっていたからで、フィジカルコンタクトを怖れて足先だけでボールをコントロールしようとしてしまうから、最初から逃げる体勢でプレーしてしまうから、競り合いには負けてしまうし、焦ってパスを出してミスになってしまう訳で、ここはもう一度、気合を入れなおして欲しいなと思います。
開催日:2011年9月8日
結果 :引き分け
スコア:「1−1」
得点者:OG キム・チョラン
○ なでしこジャパン
FW:川澄奈穂美 永里優季
MF:宮間あや 大野忍
MF:澤穂希 阪口夢穂
DF:鮫島彩 熊谷紗希 岩清水梓 近賀ゆかり
GK:海堀あゆみ
FW:永里優季 大野忍
MF:宮間あや 川澄奈穂美
MF:澤穂希 阪口夢穂
DF:鮫島彩 熊谷紗希 岩清水梓 近賀ゆかり
GK:海堀あゆみ
FW:永里優季 安藤梢
MF:宮間あや 川澄奈穂美
MF:澤穂希 阪口夢穂
DF:鮫島彩 熊谷紗希 岩清水梓 近賀ゆかり
GK:海堀あゆみ
○ 北朝鮮代表
FW:チェ・ミギョン ラ・ウンシム
MF:リ・エギョン チョ・ユンミ チョン・ミョンハ キム・ミョングム
DF:ユン・ソンミ ペク・ソルヒ ユ・ジョンヒ キム・ナムヒ
GK:チョ・ユンミ
FW:キム・ヨンエ ラ・ウンシム
MF:キム・チョラン チョ・ユンミ リ・エギョン キム・スギョン
DF:ユン・ソンミ ペク・ソルヒ ユ・ジョンヒ キム・ナムヒ
GK:チョ・ユンミ
パスサッカーが陥りやすい罠は、パスに逃げてしまう、という事ですね。ドリブルで仕掛けるべきところ、ドリブルでボールを運ぶべきところ、そこでもパスをしてしまい、だからパスミスになる、という事ですよね。ドリブルで相手を引き寄せなければ受け手はフリーになれない。ドリブルで相手を1枚でもかわさなければプレスはかわせない。つまり、相手の守備は崩れない。
そして、個人技で落ち着いてボールを処理すれば何でもないところでパスをするから、それを相手に奪われて不必要なピンチを作ってしまうし、クリアボールを相手に拾われて波状攻撃を受けてしまう訳で、そういう逃げのパスを何と呼ぶのかと言えば、個人的には、責任転嫁のパス、と呼んでいます。
逃げのパスの繰り返しではリズムは掴めないし、勝負を避けるようなパスでは相手の守備を崩せないので、相手に囲まれてしまった場合にはパスで仕方ないですが、フリーでボールを持ったならば、もしくは、1対1となったならば、必ずドリブルで仕掛けるようにする、ドリブルでボールを運ぶようにする、そういう意識を強く持ってプレーして欲しいなと思います。
ドリブルは、相手を抜き去るためだけではなく、相手を引き寄せるためにも使うべきもので、それが出来なかったらポゼッションサッカーは出来ないし、本当の意味でのパスサッカーも出来ないので、なでしこにはもう一度、W杯の時のサッカーを思い出してもらい、澤、川澄、大野、丸山、鮫島、このあたりの選手がドリブルでアグレッシブに仕掛けていたからこそ素晴らしいサッカーが出来たんだ、という事を思い出してもらいたいなと思います。
日程的な問題で運動量を増やせない、ピッチコンディションの問題でパスの精度に狂いが出てしまう、それは然りだとは思いますが、しかしそれは、ドリブルをしないという事に対してのエクスキューズ(言い訳や弁解)にはならないと思っています。実際、韓国や北朝鮮の選手はアグレッシブなドリブルを見せている訳ですから、それなのに「なでしこ」だけがやれないという事は無いはずだと思っています。
そしてもう1つには、フィジカルコンタクトを怖れるな、という事ですね。ドイツW杯での唯一の敗戦となったイングランド戦。その敗戦の最大の理由は、フィジカルコンタクトを怖れてしまった事によって、多くの球際での競り合いで負けてしまっていたからで、フィジカルコンタクトを怖れて足先だけでボールをコントロールしようとしてしまうから、最初から逃げる体勢でプレーしてしまうから、競り合いには負けてしまうし、焦ってパスを出してミスになってしまう訳で、ここはもう一度、気合を入れなおして欲しいなと思います。
- 1/2
- 次へ
関連情報(BiZ PAGE+)