5日にロンドン・オリンピック出場を懸けたアジア最終予選第3戦が行われ、なでしこジャパンはオーストラリアと対戦し、1−0で勝利。この結果、次戦の北朝鮮戦の結果次第ではロンドン・オリンピックへの出場が決まることになった。

 決勝点を挙げた川澄奈穂美は、得点シーンを振り返り、「永里(優季)がマークを引きつけてくれたからフリーになれた」とコメントしている。

「相手の最終ラインはラインコントロールというより、左右に揺さぶられるのについていけてなかったので、ギャップを作りやすかった。そこでスルーパスが出て、永里の一対一のようなシーンが多く作れたと思う」

「得点のシーンは、自分に全然マークがついてなくて、永里があそこで2枚を引きつけてくれたのでフリーになれました」

写真:早草紀子

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