○美術監督:中村豪希
【コメント】TVシリーズの時にも関わらせて頂いていまして、あれから十数年経ち、今回の劇場作品では美術監督として携わることになり不思議な縁を感じます。当時から作品の魅力に惹かれてモチベーション高くやれていましたので、また気持ちも新たに向かっております。是非楽しみにお待ちください。
【プロフィール】背景美術を担当。代表作として『ねこぢる草』(美術監督)、『スチームボーイ』(背景)、『イノセンス』(背景)、『鉄コン筋クリート』(背景)、『いばらの王-King of Thorn-』 (美術監督)などがある。

○美術設定:有田満弘
【コメント】甲冑、馬具、城塞、街など可能な限りそれらの歴史や成り立ちまで遡りつつ、舞台装置としての演出意図も織り交ぜ設定することを心掛けました。リアルとファンタジーの境界で繰り広げられる大活劇に翻弄される事必至!
【プロフィール】フリーランスのイラストレーター。書籍『ガフールの勇者たち』『武器甲冑図鑑』『城』『騎士団』、ゲーム『Final Fantasy XI』(公式サイト内コンテンツ)、データカードダス『仮面ライダーバトルガンバライド』(キービジュアル)、『ポケモンカードゲーム』(カードイラスト)など多分野で活躍。

○世界観監修:岩尾賢一
【コメント】原作の持つ圧倒的なキャラクターの存在感、匂いたつような空気感を出すため、城砦の構造から兵士の食事まで徹底的にこだわりたい、という友人・窪岡の熱意を受け、ファンタジー作品としてはやり過ぎなほど細部にわたる提案をさせていただきました。特に各装甲のつながり、ギャンベゾン(胴衣)への着装法など徹底的にこだわった甲冑は、動画になっても嘘がなく、身震いする存在感があります。血と鋼のダークな世界に酔いしれてください!
【プロフィール】中世西欧史実践研究会アヴァロン広報、歴史創作再現協会SCA会員、ゲームクリエイター/シナリオライター。『バイオハザード』『アインハンダー』『パラサイトイヴ2』『ファイナルファンタジーXI』『ファイナルファンタジーXIV』など多数のゲーム作品の世界設定などを担当。

○西洋剣術指導:ジェイ・ノイズ(Jay Noyes)
【コメント】一緒に仕事ができたことはスリルであり、とても光栄でした。初めて日本で『ベルセルク』を読んだ時、マンガで西洋の鎧騎士団の姿を表現しようとしていることにとても感銘を受けました。オリジナルの『ベルセルク』が持つファンタジー性を残しながらも、本物の西洋剣術の技を表現するのは楽しい挑戦でした。
【プロフィール】キャッスル・ティンタジェル代表。中世西洋剣術講師。アメリカで中世剣術愛好会(SCA)に参加し、のちに日本で西洋甲冑愛好会「Avalon」を設立。雑誌『月刊秘伝』、書籍『動くポーズ集5』、ゲーム『ファイナルファンタジーXII』(モーションキャプチャー参加)など多方面で活動する。現在はカルチャースクール「キャッスル・ティンタジェル」を設立し中世西洋剣術の普及に努めている。

■作品概要
ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵
原作:三浦建太郎
監督:窪岡俊之「バットマン ゴッサムナイト」
アニメーション:STUDIO4℃「鉄コン筋クリート」
配給:ワーナー・ブラザース
公式サイト:http://www.berserkfilm.com/

(C)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS