(株)住生活グループとセコム(株)は、このほど東京・茅場町の「鉄鋼会館」に記者会見を開き、両社の業務提携を発表、新サービスとして「トータルライフパートナー」などの提供を順次開始する。
「トータルライフパートナー」とは、家庭の安全対策をはじめ、家事支援や医療・介護サービス、住宅の修繕、メンテナンス、リフォーム、さらにはパソコンのトラブル、部屋の清掃などの日常生活の困りごとも含め、ライフサイクルや住生活環境の中で発生するさまざまな事柄についての相談や具体的な支援サービスを提供するという、国内初の生活サポートサービスのこと。住生活グループとセコムは、今年秋を目途に、その窓口となるコールセンターとして「トータルライフパートナーセンター(TLPセンター)」を開設し共同運営する。サービス開始後は、セコムの安心・安全のブランド力とセキュリティサービスの拠点ネットワーク、住生活グループの高品質・信頼のブランド力とリフォーム工事ネットワークなど、両社の強みを生かしながら、訪問介護事業やリフォーム事業などの需要喚起を図る。
この他、セコムの新型ホームセキュリティの情報端末への住生活グループの情報配信(今年12月中にサービス開始)やホームセキュリティ機能を搭載した住生活関連商品の共同開発(来春以降)も行う。なお両社の資本提携等については未定としている。