デレク・ジーターの本塁打での3000本安打達成を、アスレチックスの松井秀喜が「いかにも彼らしい」と述べた(7月10日付サンフランシスコ・クロニクル)。

 ヤンキース時代から、ジーターのキャプテンとしてチームをまとめるリーダーシップを賞賛していた松井は「最高のチームメートだった」と評し、3000本安打の記録については「すごい記録。それを本塁打で達成するとは...いかにもジーターらしい」と述べた。「意識してやってるわけではないと思うけど、ジーターにはそういうドラマチックな華がある」

 松井自身は本塁打記録が日米通算500号まであと1本で足踏みしており、毎日のように日本メディアから状態を訊かれている。松井は、日米別々に数えるべきだと考えているようだ。

 ジーターに祝福の電話をかけるかと訊かれた松井は「今日は、電話もしないし、メールも送らない。大勢いるガールフレンドからお祝いのメッセージがたくさん届くから、忙しいだろう」と、にやりと笑って答えた。