日本でのプレー経験を持つレオナルド監督は長友の成長を高く評価

 現地22日、チャンピオンズリーグ、バイエルン戦の前日会見に臨んだインテルのレオナルド監督は、昨シーズンの決勝で対戦したドイツ王者との大一番に向け、意気込みを示した。

「チャンピオンズリーグは、たくさんの偉大な選手、偉大なチーム、そして素晴らしいゴールが見られる舞台だ。選手のモチベーションは高いし、当然、より強い意志を持ってプレーするだろう。その結果、チームに理想的な競争がもたらされ、観客も試合を楽しむことができる」

「前線のオプションが少ないのは確かだ。(ジャンパオロ)パッツィーニはチャンピオンズリーグに出場できないし、(ディエゴ)ミリートも負傷している。ただし、その他のポジションは問題ない。チャンピオンズリーグでは、コンディションが整っている選手を正しいタイミングで起用することが大切だ」

 さらにレオナルド監督は、日本代表DF長友佑都の成長について言及。記者からの質問に対し、「長友は試合を重ねるごとに成長している。彼は重要な戦力だ」と回答した。

「チームが勝利だけを求めていることに自信を持っている。我々は王者だ。勝者のメンタリティーを備えているし、特にプレッシャーは感じていない。何も恐れてはいないよ」と言葉を締めたレオナルド監督。指揮官に「重要な戦力」と認められた長友が、この大一番でチャンピオンズリーグデビューを果たすことができるかにも注目が集まる。

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