3月18日から27日の日程で沖縄コンベンションセンターなどで実施される『第3回沖縄国際映画祭』。上映作品のラインナップが2月22日に、吉本興業の東京本社にて発表された。沖縄国際映画祭は、2009年にスタートし、第1回は約11万人、第2回は約38万人の動員と年々規模を拡大している。今回は「海人賞（うみんちゅしょう）グランプリ」の選考対象となる長編プログラムには、日本国内はもとよりアメリカ、中国、台湾、香港、韓国、タイ、インド、スウェーデン、ロシアからも作品が参加。「Laugh部門」「Peace部門」からそれぞれ1作品をグランプリに選出し、賞金250万円が贈られる。

■長編プログラム
「笑える、もくしは観終わった後に幸せな気分になれる」という趣旨に沿った長編作品を“Laugh部門"と“Peace部門”のジャンルに分けて上映

●Laugh部門
『オムライス』
芸人・料理人・映画監督と様々な顔を持つ木村祐一が日常にあふれる様々な風景に一歩踏み込み、街中の＜モノ＞から妄想・想像したいくつものを映画作品として映像化。タイトルの「オムライス」の意味とは？

『クロサワ映画2』
クリスマス・イブ前夜、黒沢（森三中）が日本で偶然知り合ったイケメン韓国人と、クリスマス・イヴ当日にロケで訪れた韓国で運命の再会。極寒の韓国で、燃え上がる黒沢の恋の行方は――。

『月光ノ仮面』
敗戦の痛手癒えぬ、昭和22年。戦死したと伝えられていた人気落語家・森乃家うさぎが帰郷する。顔を包帯で包んだ彼は、一切の記憶を失っていた。かすかな記憶を辿るようにただ空ろな口調で落語“粗忽長屋”を呟く。

『幸運の壺 Good Fortune』
良作は、鬼妻に虐められながら売れない役者をしている毎日・・ある日、マンションの管理人から「幸運の壺」を貰ってから、彼の日常が狂いだす。突然の鬼妻の死、殺人の疑惑と隠蔽、そして、増える死体・・次々と奇想天外なドラマが展開していく。

『高校デビュー』
累計590万部突破！恋に恋焦がれ、恋に悩む全ての恋愛女子の想いを乗せた河原和音の大ヒットコミック『高校デビュー』が映画化！誰もが一度は通った恋の始まりを、時に瑞々しく、時に可笑しく描ききる。

『抱きたいカンケイ』
週80時間も働き詰めで、恋する余裕もない研修医・エマ（ナタリー・ポートマン）は、ある日、男友達のアダム（アシュトン・カッチャー）とひょんなことから一線を超えてしまう。＜セックス・フレンド＞から始まる、いつもより刺激的なラブ・ストーリー！

『電人ザボーガー』
板尾創路が、伝説の特撮タイトルに果敢に挑戦！「青年期の章」「熟年期の章」の二部構成で主人公・大門豊と「電人ザボーガー」の絆を刺激的かつドラマチックに描く。1974年のTVシリーズ放映時に人気を博したお馴染みのキャラクターや妙技もパワーアップして君臨！！

『ラブポリス〜ニート達の挽歌〜』
家族からも見放された"社会のお荷物"ニートなふたりが、恋愛で傷ついた女の子を助ける為に立ちあがる！　男に復讐したいと願う女の子になり代わり、勇敢かつ姑息にお仕置きを実行してくれる。そんな彼らの名は『ラブポリス』。

『A Crazy Little Thing Called Love』
14歳の高校１年生ナームはあまりかわいいとは言えない外見の女の子。彼女は上級生で、学校中の憧れの的チョーンに恋している。いつか彼に自分の存在に気づいてほしいというささやかな願いを抱いているナームの恋物語はどんな展開を見せるのか？

『The Last Godfather』
もし、あなたがヨングに会ったら、あまりにも馬鹿でどこか足りないヨングをみて不思議に思うでしょう…そのヨングがマフィアのボスのお父さんに会いにニューヨークに来た。次のボスになるためにヨングはマフィア授業を受けることになるが――。

『Night Market Hero』
夢のために自分の場所を守ろうと必死で戦うバババ夜店の人たち。トリ肉、ビーフステーキ、ソーセージ、オイスターヌードル、夜店にあるのは食べ物だけじゃない。最高にシンプルでハッピーな美味しい思い出も並んでる。

ラフ部門(仮)※未決定
野性爆弾・川島邦裕の身の周りに次々と起こる、理解不能の現象。超常現象という言葉では片づけることのできない、彼の日常毎日のドキュメントを、テレビ東京は追うこととなった。ただひたすらカメラを回した。ただ、ひたすら――。作品のすべてのベールを脱ぐのは沖縄。その日です。

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