インテルは6日、セリエA第10節でブレッシァと対戦する。チャンピオンズリーグ(CL)のトッテナム戦で敗北を喫し、マッシモ・モラッティ会長はチームを批判した。だが、ラファエル・ベニテス監督は落ち着いている。

「このチームには気迫がある。それはアウェーの試合でも常に見せてきた。我々はこの間の試合よりもずっと良いプレーをして、勝つことができる。今こそ、キャラクターを発揮するときだ」

「我々は我々以上に投資したチームよりも上の順位にいる。うまくやっているということだ。CLでは1試合に勝てば先へ進める。つまり、ポジティブな1年になっているということだよ。トッテナム戦でのプレーは悪かったが、ホームでの対戦では素晴らしい試合をした。ミスは勝っても負けてもあるものなんだ。昨日のヨーロッパリーグで、イタリア勢はどうだった? 1試合だけですべてを騒ぐことはできない。状況を分析する必要がある」

「今年の我々はアウェーでうまくやってきた。今回は違ったが、サッカーの良いところは、1週間ですべてを変えることもできるということだ。うまくやれなかったことは分かっている。だが、次のブレッシァ戦ですぐに挽回できるんだ。会長とは継続的に話し合っている。心配はしていない。彼にはすぐに、我々のプレーが良くなかったと言ったよ」

また、ベニテス監督は低調なマイコンについても、次のように擁護している。

「よくやっているよ。彼は何試合も前から、ひざの痛みとともにプレーしている。彼は、歯を食いしばって続けたいと言ってきた。去年の彼はとても素晴らしかったし、みんなが今年も同じパフォーマンスを期待している。だが、それは不可能だ。私は彼の攻撃面に満足しているよ。守備に関しては、うまくやっていないことを彼も分かっている。そのためにトレーニングしているよ。彼は、自分が違いになれると分かっている」

レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督が、ミランとの対戦でミラノに来た際、インテルの選手たちが歓迎したことについて触れられると、ベニテス監督は「インテルが勝つと、私もリヴァプールの選手たちからたくさんのメッセージをもらう。私がリヴァプールへ試合をしに行けば、多くの選手たちが会いに来るだろう。普通のことだよ。リスペクトということだ」と答えた。