2009年12月、エイベックスから華々しくデビューを飾った歌手のICONIQ（アイコニック）。昨年放送された資生堂「マキアージュ」のCMでは丸刈りの姿で登場し、その衝撃的なビジュアルに大きな話題を集めた。そんなICONIQが、このところ韓国で話題となっている。

ICONIQは、今月11日に発売が予定されている初シングル「TOKYO LADY」に向けた新スタイルを、公式ホームページで公開。以前の「丸刈り歌姫」から、５センチほど髪の毛が伸びたベリーショートで、真っ赤な口紅が印象的な新生ICONIQとなっている。これを見た韓国メディアは「女性美が一層高まった」「日本に行ってもっと美しくなった？」と報じている。

ICONIQは日本でデビューする前、韓国で女性アイドルグループ「シュガー」のメンバーとして活動していたのはご存知の方も多いだろう。日本語なまりのある流ちょうな韓国語を駆使してバラエティー番組などに出演し、日本出身の韓国人アイドル「アユミ」として大きな人気を獲得していた。現在は活動拠点を日本に移したとはいえ、韓国ではよく知られている存在なだけに、今でも「シュガーのアユミ」として常に注目が集まるようである。

だが、日本でどんどん新しい姿をみせるICONIQについて、複雑な思いで見ている人もいるようである。元シュガーのメンバーで女優のファン・ジョンウンは、8日に放送された韓国SBS放送のバラエティー番組に出演。シュガー時代のエピソードや、アユミに対する思いを語ったのだ。

ファン・ジョンウンは、番組で「シュガーメンバーたちと連絡をとっているの？」という質問に対し「ほかのメンバーとは連絡しているけど、アユミとは連絡が切れた」「私は最初に連絡をもらわない限り自分からはしない」と発言したという。

さらに、シュガー時代のエピソードとして「写真を撮影するとき、最初は私が真ん中だったのに、アユミに人気が出始めると私はサイドになった」「現場に行くと、自分と正反対なアユミの人気に胸が痛かった」と当時の思いを告白。番組では最後に「その頃があったからこそ、今のファン・ジョンウンがいるんだと思う」と辛かった過去を振り返りながら語ったそうだ。


参照：ファン・ジョンウン、アユミと連絡しない仲…なぜ？ - sstv
参照：破格の断髪「アイコニック」アユミ、今度は女性美がさらに「かわいくなった」 - newsen

（文：林由美）

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