CSKAモスクワでプレーするセルビア代表MFミロシュ・クラシッチが、自らの代理人に続き、ユヴェントスとの交渉が大きく進展していることを認めた。南アフリカ・ワールドカップにも出場する背負うン主は、次のように話している。

「まだサインはしていないよ。でも、ユヴェントスとCSKAがかなり交渉していることは知っている。早く交渉がまとまることを願っているよ。問題はないと思う。僕のキャリアにとって、イタリア有数の名門であるユヴェントスへ行くことは、とても大きな一歩となるだろう」

「ユヴェントスの指揮官が(ルイジ・)デル・ネーリ監督なのは知っている。とても満足しているよ。彼は4-4-2のフォーメーションで戦う指揮官だからだ。僕にとっては理想的なフォーメーションだよ」

一方、レアル・マドリーが1500万ユーロ(約16億5000万円)を超えるオファーを提示していると見られるDFアレクサンダー・コラロフについて、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は交渉の存在を否定した。だがその発言からは、移籍が可能であることも窺える。

「1500万ユーロ? スパイクにすらならないよ。コラロフは売りに出していない。その上で、もしもオファーが届いたら検討はする。今日の時点でオファーはないけどね。彼は偉大な選手で、おそらくは世界最強の左SBだろう。ラツィオは売る必要がないから、彼の値段を言うこともない。関心があるなら、話を進めれば良いさ」