香港のニュースサイト「文匯報」が5日、「日本のAV女優である鈴木杏里さんが日中の歴史問題について言及し、中国人に自らの体をささげることで日本の中国侵略への謝罪を示したいと語った」と報じた記事が誤報だったことが分かった。

 文匯報は「鈴木杏里さんは大学で歴史を学び、卒論のテーマに日本の中国侵略を選んだ」、「贖罪(しょくざい)のために中国人留学生とベッドをともにすることもある」などと報じた。

 これに対し、鈴木杏里さんはTwitterの公式アカウントで「知人にYahooニュースに私が載っていると言われたので見てみたら本当に載っていた。どうせ名前を使うなら私なんかよりもっと適役がいるだろうに。なぜわざわざマイナーな私の名を?大学で論文うんぬん買い手あったが、私高卒なんだよなあ。妙なこともあるもんだ。(原文ママ)」と発言、文匯報の報道を否定した。

 8日10時時点で文匯報での記事は削除されていない。(編集担当:畠山栄)



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