今夏の参議院選挙出馬を表明した全日本プロレス・西村修は、国民新党の公認候補として、亀井静香と活動をともにしている。

ここ最近では、街頭演説や政治資金パーティーを催し、すっかり政治家らしくなっている様子の西村。26歳で癌を患い、プロレス界に衝撃を与えたが、体質を根底から改善し、病を克服した経験から、命の尊さや癌の撲滅、食生活の正食化(粗食)を訴え続けている。

そんな西村だが、先月からはツイッターも利用し、熱心に呟き続けるようになった。

街頭演説の場所、粗食のススメ、プロレスネタを織り交ぜていく西村のツイッター。7日には、「政策の内容もさることながら、わが国の問題点として情報公開が十分でないのです。大政党は、しがらみが多く国民に十分な情報公開が出来ていません。政治不信を招く原因がここにもある。これを改革できるのは、少数政党と国民しかないと考えています。国民に情報公開を政治の義務であります」と熱く語りつつも、「サポーターは、広く全国から募集します。よろしくお願いします。勿論、無料」と呼びかけた。

すると、このツイートに武藤敬司がリツイート。「そういえば西村がサポーターの募集を始めるらしいぞ。第一号は俺に決まりだな!みんなも俺に続いてくれ」と、自らサポーター第1号を名乗り出る呟きで見事にアシスト。数時間で10人近くのファンがサポーターに名乗り出たのだった。

プロレス界で提唱した無我の精神を、政治&社会に持ち込む西村。全国に深く根強く残るプロレスファンのサポートを受け、その活動は実を結ぶか――。