1989年4月に発売したシングル「ROUTE 246」でのデビューから20周年を迎え、2009年に1年間の期間限定復活を果たしたLINDBERG。12月12日の仙台を皮切りに、全国6都市にてツアーを開催。12月31日には中野サンプラザにて追加公演『LINDBERG 二十周年ドキドキときどき 途中下車の旅 2009 最終公演〜LIVE your LIFE＆LIVE your LIFE〜』を行い、期間限定活動に終止符を打った。

　ヴォーカルの渡瀬マキの「大晦日という色々と忙しい日だから、早い時間からベイベー（ファン）達と思い出に残る時間を共有して終わりたい！」という発案により、遠方から来場しても当日のうちに帰路につけるようにと、最終公演は16時から開演。オープニングの登場は演出もせず、メンバー全員が手をつないで、堂々と登場した。

　最終公演では、代表作「今すぐKiss Me」や「BELIEVE IN LOVE」、「恋をしようよ Yeah! Yeah!」など往年の名曲達を力いっぱいにパフォーマンス。さらには各メンバーが自分の担当の楽器を置いて、それぞれアコースティックギターを手に、渡瀬とセッションを行うという特別な演出も行った。

　本編終了後も、鳴り止まぬアンコールに応えると、全国ツアー各地でファンによるメッセージを書き寄せられた白い幕を持って登場。公演前にファンからスタッフが預かり、メンバーへと手渡された幕を持って登場するという粋な部分も見せ、ファンに感謝の気持ちを表した。

　アンコール最後の曲を熱唱すると、最後に渡瀬から「また逢おうな〜！」というメッセージを残し、約3時間にも及ぶ最終公演が終了。約7年振りの期間限定復活と、20周年というメモリアルな1年の幕を閉じた。

　4月21日には、最終公演の模様や20周年期間限定活動の1年間を追ったドキュメントなど、20周年を総括した豪華BOXが5,000セット限定で発売決定。最終公演のライブDVDも単独で同時発売される。

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