今月の国際親善試合では、オランダ&ガーナを相手に1勝1敗という結果を残した日本代表。様々な課題を露呈する遠征となったが、その一つに、周囲との連携に微妙な違和感を残す本田圭佑の存在が挙げられる。

これを象徴する場面となったのが、オランダ戦の後半、フリーキックを得るや、本田は遠藤保仁と中村俊輔に自らフリーキックを蹴らせてほしいと直訴しながらも、その意見は通らず、結局は俊輔がフリーキックを蹴ったところだ。

TBS系列『S☆1 スーパーサッカー』(12日放送)では、フリーキッカー争い――、その真相を、サッカー解説者の小倉隆史が本田本人に直撃した。

「蹴りたかったわけでしょ?」。単刀直入、本田に尋ねた小倉に「はい、蹴りたいっていうのは伝えましたし、もちろん、あそこの位置までいったので」とアッサリ認めた本田。続けて、「ダメだっていわれたんですか?」と訊く小倉に、「いや、そんな風ないい方じゃないですよ」と前置きしつつ、「俺がいくっていったら、俊さんも俺がいくって。お互い全く譲る感じがなくて」と明かし、「笑い事じゃない。一種の勝負。(次回も)いわれなくていきますよ」と語った。