パソコンの話題といえば、今やミニノートPC。通称「ネットブック」と呼ばれる小型で低価格なノートパソコンだ。
6万円前後から4万円で購入できる機種まで登場し、一躍パソコン市場の超人気アイテムとなったが、現在のネットブック市場は先行した外国メーカーが中心で国内メーカーは大きく出遅れた格好だ。

ノートパソコンといえば日本の得意分野でもあるだけに、そんな状況に悔しさを感じていた人も少なくないだろう。

国内メーカーのかゆいところに手が届く、そんなネットブックが欲しい!
そんな人が待ちに待った国内メーカーの「サムライ・ネットブック」の逆襲が、今、始まったのだ。

安心して仕事でも使えるネットブックが欲しい。そんなあなたには、東芝「dynabook UX」だ。

東芝といえばダイナブック! dynabook UXは、ノートパソコンの代名詞でもあるダイナブックの名前を冠したネットブックだ。

まずは、液晶とキーボード。LEDバックライトを搭載した色鮮やかなClear SuperView液晶を採用し、薄型・軽量化、低消費電力を実現する。キーピッチ19mmのキーボードは、ネットブックながら快適な入力を提供する。

ネットブックは画面が小さいから文字が読みにくいと心配する、そこのあなた。
国産マシンは、ひと味違う。Smooth Viewが、瞬時に画面を拡大表示してくれるのだ。操作も簡単、FN(ファンクションキー)」を押しながら、「1」または「2」キーを雄だけでOKだ。

持ち運ぶことの多いネットブックは、それだけ破損や事故で故障しやすい。
特に衝撃などで磁気ディスクに磁気ヘッドが接触して起こるHDDクラッシュはデータ損失という致命的な打撃を与えるわけだが、dynabook UXは、3D加速度センサでPCの不安定な動きを察知すると素早く磁気ヘッドを退避させる「東芝HDDプロテクション」と搭載しているのだ。
基本性能重視の東芝「dynabook UX」HDDプロテクション 東芝「dynabook UX」

安全だけでなく、使い勝手にも気配りは怠らない。
本体の電源がOFFの状態(スタンバイ、休止、シャットダウン状態)でも、バッテリだけでデジタルオーディオプレーヤの充電もできるのだ。バッテリ専用の充電可能なUSBコネクタがあるので、電源オフ時でも緊急にほかの機器の充電ができるのだ。

昨今、問題となっている情報の流出。単に「ファイルを削除する」、「ごみ箱を空にする」操作では完全にデータは消せてはいない。これは工場出荷状態に戻すときでも同じだ。しかし、dynabook UXは、リカバリーメニューで「米国国防総省方式(DoD 5220.22-M)」を採用した「ハードディスクデータ消去機能」をサポートしているから、これで消去しておけば、まず安心だ。

■主なスペック
・OS:Microsoft Windows XP Home Edition 正規版 Service Pack3
・プロセッサー:インテル Atom プロセッサー N280 動作周波数1.66GHz
・メモリ:標準/最大 1GB(1GB×1)
・液晶:10.1型ワイド WSVGA TFTカラー Clear SuperView液晶 (省電力LEDバックライト)
     1,024×600ドット
・ハードディスク:160GB(5,400rpm、Serial ATA対応)
・駆動時間:バッテリパック 31Q-S 約4.0時間
      バッテリパック 61Q-S(オプション)約10.0時間
・サイズ:約幅263×奥行き192.3×高さ25.4〜30.8mm
・重さ:バッテリパック 31Q-S 装着時:約1.18kg
    バッテリパック 61Q-S(オプション)装着時:約1.33kg

スペック詳細
東芝「dynabook UX」


■【まってたぞ!侍ネットブックの逆襲】をみる
タッチパッドに映像が!世界初のDSみたいなネットブック