3月10日、代々木第一体育館で「みんなでドリする？DO YOU DREAMS COME TRUE？SPECIAL LIVE! 」が行われた。会場に詰め掛けたファン1万2千人が、まだかまだかとソワソワしているとDCT中村正人と東MAXがステージに登場。「キャー!!」と黄色い声援が飛ぶ中、「マサさーん!!」と力強い男性の声も。中村が「みんなで〜?!」と会場に叫ぶと「ドリする〜?」と会場からこれ以上にないレスポンス。そして、史上最強のカバーライブがスタートした。

　まずはSPEEDの島袋寛子が登場し、「うれしい!たのしい!大好き!」「go for it!」「JET!!!」を披露。「JET!!!」は振り付けも完全コピー!!中村と東MAXは「ダンスも完コピですねー!!」と絶賛。島袋は9歳のときにちびっ子歌合戦で優勝したことがきっかけでデビューしたとドリカムとの縁を話した。

　mihimaru GTのhirokoは、「Eyes to me」「晴れたらいいね」「大阪LOVER」を熱唱。「ネイティブ大阪弁じゃないのー!!」とうれしそうに言う中村に対し、東MAXは「（新アレンジで）新大阪LOVERだったね。新幹線の駅みたい（笑）場所が狭い!!」と会場に笑いが。hirokoは「今日の為に腹筋鍛えてきました!!」と意欲満々だったことを話した。

　平原綾香は「未来予想図?」「サンキュ.」を披露。東MAXは「うっとりしましたー」と絶賛しつつも「前にラジオの現場で平原さんに怒られたことあるんですよ…だから怖い…」と中村に伝えると平原は「当たり前です！だって雑誌の袋とじのキレイな開き方教えられたんですよ!!」と。中村もそれには苦笑した。

　Crystal Kayは「すき」「朝がまた来る」を熱唱。「クリとはインターナショナルスクールで同級生だったんだよ」と言い張る中村は「You did great job!!」と英語で賞賛。しかし東MAXは冷静に「肌のハリが違うじゃーん!!」と同級生を全面否定した。クリスタルケイは「小学校の学芸会で「すき」を歌って優勝したんです」と島袋と同じく9歳でのドリカムカバー話しをした。「また9歳?!」と東MAXはビックリした。

　一青窈は「SAYONARA」「星空が映る海」「あの夏の花火」を披露。なんと「星空が映る海」は一青の友人がステージに登場し、アカペラで学生時代にカバーしていた様子を再現した。「バラードのイメージがあるから（アップテンポの）「SAYONARA」が新鮮だった」と中村。東MAXから「ドリカム歌って優勝した経験は？」の質問に「実は…ドリカム歌ってオーディション落ちました」と恥ずかしそうに過去を明かした。

　BoAは「笑顔の行方」「LOVE LOVE LOVE」を披露。「LOVE LOVE LOVE」はテレビの音楽番組でドリカムとコラボした曲だ。「久しぶりに「LOVE LOVE LOVE」聴いたよー」と微笑む中村に東MAXも「本当に今日は皆ドリしてますね!!!」と。全米デビューを控えるBoAは「1週間ごとの行き来で時差が慣れないです」と話した。そんな彼女「個人的には『JET!!!』が大好きです。」

　絢香が登場し、亀田誠治をゲストに迎え「眼鏡越しの空」を披露。続いて絢香は「何度でも」「決戦は金曜日」を歌った。「アドリブで（曲中に）『DCTおめでとう♪』とか本当に嬉しい」という中村に「高校生のときにライブハウスでコピーしてたんです!!デビュー前日にはドリカムさんのライブに行かせてもらったんですけど、泣くしかなくて号泣しました。」と熱くドリへの思いを話した。

　ここでDCTとゆかりのある、観月ありさ、多部未華子、青山テルマ、David T.Walker、倖田 來未（登場順）からの映像コメントがスクリーンに映し出された。

　そして、ついにDREAMS COME TRUEの登場。吉田美和が「皆、元気だったー？楽しんでる？もうちょっとドリする力残ってる〜？」と問うと、会場はさらにヒートアップ、開始から約2時間たったとは思えないくらいのお客様の元気の良さ。「MERRY-LIFE-GOES-ROUND」を熱唱し、「皆でドリする日だからゲスト呼ぶよ。浦嶋りんこ！」浦嶋の登場にドリカムファンは待ってましたとばかりの歓声。吉田の「久しぶりにリンリンと一緒にドリするから〜」と「CARNAVAL〜すべての戦う人たちへ〜」を披露。簡単な振り付けがあるこの曲では会場全体が揺れるほど盛り上がった。ノンストップで吉田は「短い間とはいえ、どんどんゲスト呼ぶよー上原ひろみ！」と大声で叫ぶと上原がステージへ登場。吉田から「普段は聞けない肉声を」と振られると「…上原ひろみです」と緊張しているのが伝わってくるほど小声で自己紹介。会場は温かい笑いに包まれた。「スペシャルバージョンで最後の曲です」と吉田が伝えると「えー！」と会場はまだまだ足りないとばかりに応えた。でも吉田は「頑張ります”」と「MIDDLE OF NOWHERE」を熱唱した。