日本も高齢化社会が本格的になってきた昨今、老人の事故も増えてきています。

また、一人暮らしの老人も増えたため、自宅で事故を起こした場合なかなか発見されないという危険があります。

アメリカでは、おばあさんが大きなバケツにすっぽりとハマってしまい、3日間ものあいだ抜けられず、その場で過ごす羽目になったそうです。

バケツはリサイクル用の大き目のもので、76歳のメアリー・デイヴィスさんはUの字に折れ曲がった状態ですっぽり入ってしまったようです。

しかしながらニュージャージー州に住む彼女は、とにかく助けられたことにホっとしているとのことです。

ガレージでつまづいて転び、そのときにバケツの中にお尻から入ってしまったそうなのですが、最初に近所の人がデイヴィスさんを数日見かけていないことに気付き、警察に通報したそうです。

近所の人も警察と一緒にデイヴィスさんの家に入り、中を捜索するとバケツの中にすっぽりと入ったまま倒れもせず、そのままの状態でいました。

足だけがバケツの外に出ていて、近づいてみるとデイヴィスさんが見上げて、「私はここよ」と言ったそうです。

すぐに病院に運ばれましたが、打撲はあるものの命に別状はなく回復に向かっているようです。

ガレージに犬のヒーターがあったことが幸運だったようですが、しかしこのバケツ、あまりにデイビスさんの体にフィットしすぎたのは不幸でした。

無事で良かったという結果でしたが、一人暮らしのお年寄りの多い世の中、なにが事故の原因になるかわからないという教訓でもあります。

Elderly New Jersey Woman Trapped In Bucket For 3 Days - wbztv.comより

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