――レコーディングで歌入れの際などに、スタジオの環境作りなど、いつもやっていることはありますか?

宮本:緊張感は絶対に必要だと思うので、あまり録る前にしゃべりすぎたり、リラックスしすぎるムードというのは避けたいので。割と集合時間に来てお互いに、私は発声したり陽一郎くんは色々とイジったり、ちょっと仕事モードじゃないですけど。歌いながらコミュニケーションを取る感じですかね。あんまり最初に色々と 「昨日さぁー」みたいなことはやっぱりちょっと。緊張はどっちもあると思うので。

――普段、日頃から喉のために気を付けていることはありますか?

宮本:もう本当に最低限なことですけど、家では暖房は付けないとか、電車に乗る時にマスクをしたり。私の喉は弱いと思うので、もう「痛い」と思ったら歌い過ぎないというか、無理はしない。

――一粋さんは元から早寝早起きで、健康的な生活ですもんね。

宮本:最近、もう素晴らしく健康だと気付きました(笑)。

――生活面でいうと、野村さんとは間逆なんですかね?

野村:ダメだな、直らないよなぁ。

宮本:でも、一粋を見習って、ちょっと改善しようとした時があったよね。

野村:そんなこと、したっけ?(笑)。多分、記憶に無いぐらいの微々たる。

宮本:多分、2日間ぐらいだと思うんですけど。やっぱりライフスタイルってもう蓄積されたものだから、多分もう変わらないのかなって。

――そう言えば、野村さんのMySpaceを見ていたら、靴下の写真が載っていて。

野村:一粋の「忍耐」(笑)。アホですよね。

宮本:「忍耐」靴下をもう大プッシュしていこうかなと思って。

――何か、忍耐が足りないと感じる出来事でもあったんですか?

野村:一粋は忍耐力が欠落していますね(笑)。

宮本:それを言われたのが、頭に残ってて。とある雑貨屋さんに行った時に「忍耐」という靴下があったんですよ(笑)。即買いして、ライブとかの時に結構履いてますね。

野村:マジで!?(笑)。

宮本:この前のライブも忍耐靴下を履いて歌ったし、ブーツとかの場合は見えないように忍耐で。格好から入るみたいな(笑)。

――若干、縁起を担いでる部分もあるんですかね。

野村:あぁー、ライブの時に別に裸にはならないけど、勝負パンツで挑むみたいなことには近いのかもね。

宮本:そうそう、本当にそんな感じ!

――今後に向けて、やりたいと考えていることはありますか?

宮本:ライブをやって、いつも30分とかのメニューですけど、一時間とかやってみたいなというのがあったり、ゆくゆくはワンマンとかもやりたいなと思いますね。

野村:今年、3年目に突入なので。

宮本:2月14日で3年目。

野村:作品を作って歌うという感じの、もちろん、それが表現方法なんですけど。割とその枠も同じ感じの、そこに慣れてきたというか。多分、宮本一粋の表現も、歌うということがスタジオのレコーディングとステージの上で、ステージの規模がどうであれ、自分達が慣れてきてしまっているというのは感じるんですよね。なので、そのもう一次元上に上がりたいというか、それを表現したいですね。ステージセットを豪華にするとか、そういうことじゃなくて。曲を作って、演奏して、歌うということには何も変わりはないんですけど、もっと高みに上りたいですね。

――「Nowhere Cowboy」で、二千花にはまだまだ新たな一面が隠れているのを実感できたので、楽しみにしています。

宮本:そうですね。七変化で(笑)。


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