コッパ・イタリア準々決勝でインテルに敗退したローマだが、MFダビド・ピサーロはインテルの決勝点は「明らかにオフサイドだった」ことから、敗戦にも「うつむくことはない」と話した。

 インテルはイブラヒモヴィッチの決勝点で2−1と勝利したのだが、このゴールはビデオのリプレイで見ると、インテルのDFサムエルがオフサイドだったことがわかる。

「別に抗議するつもりじゃないよ。でも、こうした”エピソード”はいつも我々の試合で起きるんだ。こういう形で負けるのはつらいよ。残念ながら、大会を去ることになってしまった」とピサロはコメント。

 インテルはアドリアーノのゴールで先制したが、ローマはタッディの強烈なシュートで一時は1−1に追いついた。
 ピサーロは、「今日の試合を見てもわかるように、ここでこういう試合をやってはいけないということだよ。こうした目に遭うに決まっているんだから。でも、僕らは負けてもうつむくことはないさ」と続けた。