<第6試合 ミドル級/5分3R>
ベンジー・ラダッチ(米国)
Def.2R2分31秒/TKO
ムリーロ・ニンジャ(ブラジル)

UFC&IFLで活躍してきたベンジー・ラダッチ。自らのスタイルをフェイススマッシング・フーと名乗る。対するは前EXC世界ミドル級王者、日本でもお馴染みのニンジャだ。

試合は、ラダッチが飛びこんで左フック、右を返して試合がスタート。パンチを受けたニンジャは組みつこうとするが、片ヒザをついた状態で、顔面に右フックを受けて早くもグロッキー状態に。

大振りのラダッチのパンチと、態勢が崩れたニンジャのパンチが交錯し、両者ダウン状態に。ここでニンジャが素早くラダッチに組みつきテイクダウンを狙うが、がぶったラダッチはギロチンへ。首を引き抜いたニンジャは、距離をとってフライングニー。これを受け止めたラダッチは、テイクダウンからサイドを奪おうとする。

ガードからアームロックを狙ったニンジャは、ヒールフックへ。ヒザを押し、足を引き抜くことに成功したラダッチだが、ニンジャは再びハーフガードからヒールへ。内ヒール、外ヒールを繰り返したニンジャ、この試みは功を奏さなかったが、片足タックルにきたラダッチの上半身を潰し、チョークを仕掛ける。と、ここで1R終了の鐘が鳴り響く。CBSライブ中継は、激しいノンストップアクションで始まった。

2R、足技を織り交ぜてプレッシャーを与えるニンジャは、ラダッチをケージ際に追い込んで右ハイを放っていく。飛び込んでヒザ蹴り、さらにローを見舞うニンジャに、ラダッチの右ストレートがヒット。それでもローを蹴り込むニンジャは、胴タックルへ。小手投げで切り返すラダッチ、2Rもノンストップアクションは続く。

ラダッチの右フックを受けたニンジャが、左ヒザを繰り出すが、ここでラダッチの左フックがヒット。ニンジャはバランスを崩し尻もちをつくと、その刹那、ラダッチはニンジャの両足を払い、強烈な右パウンドを顔面に落とし、そのままパウンドを重ねたラダッチ、ここでレフェリーが試合をストップ。ベンジー・ラダッチが、フェイススマッシング・フーにふさわしいTKOでムリーロ・ニンジャを破った。

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