――アーティスト写真や初回生産限定盤のジャケットで、両手の親指と人差し指でフレームを作っているポーズにはどういう意味があるんですか?

星村:これは“自分が見てきた世界”を表現したくて、ちょっと試しにやってみたら採用でした。ちょっとした自分の中の勝手なこだわりで(笑)。

――このジャケットは、どのようにして決まっていったんですか?

星村:今回、本当にすごく色々な日常を切り取ったアルバムになっていて、いい意味ですごく素朴だなと自分的には思っていて。できた時に、自分の私生活と同じというか、すごく近いものを感じていたので、その手応えがジャケット写真にも。「敢えて、普段の素な感じの自分でぶつかっていきたい!」とみんなに言っていて、だから今回“衣装!”という感じよりか、割と私服感覚…まぁ、衣装なんですけど(笑)。カジュアルで等身大の自分を見せられたらなと思って、こういう感じになりましたね。

――自分の部屋のクローゼットを見渡して、何かファッションの好みや傾向を感じますか?

星村:強いて言うならワンピースが多いんですけど、でもたまにすっごくダボダボ、今日もちょっとダボっとしてますけど(笑)。パンツにロックTみたいな日も、「今日はこれ!」みたいな気分の時は、メイクもそれに合わせたりしますね。洋服もすごく大好きなので。

――最近、洋服とか手に入れて、お気に入りのアイテムはありますか?

星村:最近はお財布を、それもまたネットショッピングで。好きなブランドの、新作にはあまり興味が無いんだけど、去年の秋冬のアレが可愛かった!みたいな時、店に行ってももちろん無いんですよ。そういう時にネットが活躍するんですけど、たまたま見つけて「あった!」って、すぐ買っちゃいまして(笑)。

――あまり流行を追いかけるタイプではないんですね。

星村:そうですね(笑)。むしろ、あまりにも流行っているものとかは、絶対に手を出さないタイプです。

――ブログに自分で料理したごはんの写真を載せたりしていますが、音楽と料理以外で、何か趣味はありますか?

星村:漫画も昔から大好きなんですけど、お父さんが好きだったのもあって、実家に「ナニワ金融道」とか大人っぽい漫画が結構いっぱいあって。小学校の時に「課長島耕作」とかをあまり意味も分からず読んで、内容がイマイチ入ってこないみたいな(笑)。それで漫画が好きになって、自分の年だと「ドラゴンボール」とかメッチャ好きで、この間頂いたんですけど、今もパソコンの上に神龍のフィギュアが置いてあるぐらい好きです(笑)。

――「島耕作」を読む小学生ってシブいですね。少女漫画とかではないんですね。

星村:どちらかというと、少女漫画の方が読んできてないですね。冒険ものだったり、ヒーローものが大好きで。

――ゲームはやらないですか?

星村:ゲームは、最近やらないですね。一時期は「みんゴル」とかにすごくハマって、ずっとやってましたけど。何か飽きる波があるんですよね。その時々の流行りが、自分の中での(笑)。

――ひょっとして、熱しやすく冷めやすいタイプだったりしますか?

星村:それは、否めないですね(笑)。

――体のために何か気を付けていることはありますか?

星村:体力的にはサプリメントを、気が付いた時に飲むように…それも毎日じゃないという。基本こういう、すごくマイペースな、気が向いた時にやる、みたいな人なので(笑)。

――料理は、特に女性らしさを意識して、という感じではないですか?

星村:少年漫画にも繋がりますけど、男の料理っぽい感じで。調味料とかももうちょっと計量したらいいのに、割ともう手でパーン!みたいな感じでやってしまっているので、そこは若干、反省していますね。もうちょっと丁寧にやろうよ、という(笑)。

――他の人に食べさせて感想を聞いたことは?

星村:今の所、無いですね。もう自分のためだけに(笑)。そこが良くないんですかね?

――ケーキとかクッキー作ったんで、みたいな可愛らしい感じは?

星村:いやぁー、無い。でも、小学校の時にバレンタインとかは作っていました。

――そこまで、さかのぼるんですか?(笑)。

星村:(笑)。いや、中学校ぐらい、学生の時までは…。