チェルシーのピーター・ケニオンCEOは9日、イングランド代表MFフランク・ランパードが契約更新に応じないとしても、あと1年残っている契約は全うすると話した。
 報道によると、ランパードは来季で切れる契約の更新について、チェルシーが彼の要求する5年契約を受け入れようとしないため、署名に至っていないという。
 インテルのジョゼ・モウリーニョ監督はこれ幸いとばかりにランパードをミラノへ連れてこようと考えているが、ケニオンCEOはインテルからの795万ポンド(約16億円)のオファーを断り、ランパードの移籍はありえないと話した。
「現在も(フランクとは)交渉中だ。フランクに留まってほしいと願っているし、そのためのオファーを出している。フランクとの契約はまだ1年残っているが、契約更新に合意できると願っているし、もしそうでなくても、フランクが契約が切れるまではクラブに留まることを基本に考えている。インテルにはこのことをはっきりと伝えたが、具体的な金額をオファーしてきた。これはもちろん断ることになる」