[画像] 怒涛の全16試合!『SWAT!11』全試合結果!

5月20日(日)、ゴールドジムサウス東京アネックスにてZSTセカンドステージ『SWAT!11』が開催された。本大会では全16試合中、15試合で一本・KO決着となるなど、見所の多い熱戦の連続となった。

メインイベントでは、昨年のジェネシスリーグに続き開催されている「ジェネシストーナメント2007」フライ級決勝戦が行われ、田丸慶輔を下した矢島雄一郎が優勝。セミファイナルの同バンダム級決勝戦では、藤原敬典が杉田一朗をKOで下し、優勝した。

また、同フェザー級トーナメントの準決勝戦では、蔵本一平を三角絞めで下した吾妻エメルソンが決勝に進出。準決勝で不戦勝となった清水俊一との決勝戦は、7月15日(日)「SWAT!12」で行われる。その他、全試合結果は下記の通り。

全試合フォトギャラリーはコチラ第16試合ジェネシストーナメント2007フライ級決勝戦/5分2R○矢島雄一郎
(禅道会総本部)1R3分36秒
アームロック
詳細はコチラ田丸慶輔×
(宇留野道場)第15試合ジェネシストーナメント2007バンタム級決勝戦/5分2R×杉田一朗
(心温塾)1R29秒
KO
詳細はコチラ藤原敬典○
(秋本道場ジャングルジャンクション)第14試合ジェネシストーナメント2007フェザー級準決勝/5分2R○吾妻エメルソン
(秋本道場ジャングルジャンクション)1R3分52秒
三角絞め
詳細はコチラ蔵本一平×
(ZFC大井町)第13試合フェザー級シングルマッチ/5分2R○清水俊一
(宇留野道場)1R2分26秒
横洗濯バサミ
詳細はコチラ谷川 啓×
(骨法烏合会矢野卓見道場)第12試合ミドル級シングルマッチ/5分2R×高橋“BILLY”雄介
(AACC)2R3分58秒
腕ひしぎ十字固め
詳細はコチラ吉田智彦○
(U-FILE CAMP.com)第11試合バンダム級シングルマッチ/5分2R○中村 浩
(ロデオスタイル)1R2分12秒
腕ひしぎ十字固め
詳細はコチラ石井拓麻×
(ALLIANCE-SQUARE)第10試合フェザー級シングルマッチ/5分2R△小林悟郎
(U-FILE CAMP.com)2R終了
引き分け
詳細はコチラ片山 伸△
(T-Pleasure)第9試合ウェルター級シングルマッチ/5分2R○小島一朗
(ZFC)1R2分38秒
裸締め
詳細はコチラ松田真吾×
(総合格闘技DOBUITA)第8試合フェザー級シングルマッチ/5分2R×清水俊裕
(宇留野道場)2R4分24秒
腕ひしぎ十字固め
詳細はコチラ馬場勇気○
(ロデオスタイル)第7試合フェザー級シングルマッチ/5分2R×大村 朗
(パラエストラ福島)1R2分48秒
裸締め
詳細はコチラ岸 貴之○
(クロスワンジム湘南)第6試合ライト級シングルマッチ/5分2R○斉藤利之
(RIKI GYM)1R43秒
膝十字固め
詳細はコチラ二ツ森敬浩×
(パラエストラ柏)第5試合バンダム級シングルマッチ/5分2R×菅野隆行
(リバーサルジム)1R47秒
肩固め
詳細はコチラ松本義彦○
(パラエストラ川越)第4試合ライト級シングルマッチ/5分2R×空閑俊生
(バトラーツジム「B-CLUB」)2R1分33秒
KO
詳細はコチラ佐藤 恵○
(骨法烏合会矢野卓見道場)第3試合ライト級シングルマッチGT-Fルール/5分2R×西 哲也
(バトラーツジム「B-CLUB」)2R2分51秒
腕ひしぎ十字固め
詳細はコチラ山田哲也○
(しんわフィットネストータルコンバット)第2試合バンダム級シングルマッチGT-Fルール/5分2R○横山大輔
(クロスワンジム湘南)2R1分50秒
アンクルホールド
詳細はコチラ高橋“Benny”正典×
(フリー)第1試合ライト級シングルマッチ/5分2R×長井憲治
(U-FILE CAMP 赤羽)1R3分58秒
TKO
詳細はコチラ西坂タツヒコ○
(ノヴァウニオン・ジャパン)
メインイベントでは「ジェネシストーナメント2007」フライ級決勝戦、矢島雄一郎 vs 田丸慶輔の一戦が行われた。

試合は序盤から目まぐるしいグラウンドの攻防が展開。田丸が横三角を狙えば、矢島は腕十字へ。更に田丸は下から矢島の上半身へ足を絡めていくと、矢島は再び腕十字で切り返す。

最後は上になった矢島が田丸の頭をまたいでアームロック。田丸の腕を捻じ曲げギブアップ勝ちをスコア。見事にトーナメント優勝を果たした。セミファイナルでは「ジェネシストーナメント2007」バンダム級決勝戦、杉田一朗 vs 藤原敬典の一戦が行われた。

杉田がパンチに、ミドルキックを返す藤原。しかし、セカンドコンタクトでは、一気に前に出た藤原がパンチ、キック、パンチのコンビネーションで杉田を完全ノックアウト。強烈なインパクトを残し、バンダム級トーナメントを制した。第14試合では「ジェネシストーナメント2007」フェザー級準決勝戦、吾妻エメルソン vs 蔵本一平の一戦が行われた。

試合は、蔵本の胴タックルをエメルソンがフロントチョークで捕獲。一気に蔵本を絞めあげるも、粘る蔵本が首を抜いてピンチを凌ぐと場内は歓声に包まれる。しかし、グラウンドではエメルソンが終始優勢。最後は三角絞めで蔵本を破り、同トーナメント決勝進出を決めた。第14試合では、フェザー級シングルマッチ、清水俊一 vs 谷川啓の一戦が行われた。

試合は開始から谷川が飛び膝蹴りで突っ込みパンチを放つ。しかし、清水は片足タックルから落ち着いてテイクダウン。スタンドに戻ると、豪快な払い腰で谷川を投げ捨てた清水は、谷川の師・矢野卓見の目前で洗濯バサミを披露して快勝。宮川武明の負傷欠場により、「ジェネシストーナメント2007」フェザー級決勝進出を決めている清水は、次回SWAT!で吾妻エメルソンと対戦する。第12試合ではミドル級ワンマッチ、高橋“BILLY”雄介 vs 吉田智彦の一戦が行われた。

序盤から強烈なミドルキックで高橋を追い込む吉田。高橋もパンチで反撃、1R終盤には吉田の腕十字に捕らえられるも驚異的な粘りで切り抜ける。しかし、2Rになると、ハイキックで再び流れを引き戻した吉田が、再び腕十字へ。今度は、ガッチリと技が入り、一本勝ちを収めた。第11試合ではバンダム級シングルマッチ、中村浩 vs 石井拓麻の一戦が行われた。

開始からパンチを放って前に出る石井を、中村は落ち着いてテイクダウン。しかし、中村のグラウンドを嫌った石井がスタンドへと戻るや、その顔面に膝蹴りを連発。崩れる様に倒れ込むが、再び石井をグラウンドへと引き込み、最後は逆転の腕十字を極めた。第10試合ではフェザー級シングルマッチ、小林悟郎 vs 片山伸の一戦が行われた。

開始早々、小林は片足タックル。片山からテイクダウンを奪うと、バックを取りスリーパーや足関節を狙う。しかし、片山もアームロック、フロントチョークで反撃。2Rにはがぶった状態からの膝蹴りも繰り出した片山だったが、最後は時間切れ引き分けとなった。第9試合ではウェルター級シングルマッチ、小島一朗 vs 松田真吾の一戦が行われた。

開始から小島は片足タックルで松田からテイクダウンを奪うと、サイド、マウント、バックをポジションを変えながら、最後はスリーパーで勝利を挙げた。第8試合ではフェザー級シングルマッチ、清水俊裕 vs 馬場勇気の一戦が行われた。

開始から積極的に打ち合う両者だったが、的確なパンチを放つ馬場が優勢に試合を進める。清水は再三胴タックルを狙い、グラウンドへ持ち込むも、最後はスイープの応酬となり、一瞬の隙をついた馬場が腕十字を極め勝利を挙げた。第7試合ではフェザー級シングルマッチ、大村朗 vs 岸貴之の一戦が行われた。

開始からパンチの応酬となったこの試合。1R中盤には大村がグラウンドで三角絞め、腕十字を狙うも、これを凌いだ岸がバックに回ってのスリーパーで逆転勝利を挙げた。第6試合ではライト級シングルマッチ、斉藤利之 vs 二ツ森敬浩の一戦が行われた。

開始から斉藤のパンチで二ツ森は片膝を付くダウンを喫すると、斉藤はそのままグラウンドで膝十字を極め勝利を奪った。第5試合ではバンダム級シングルマッチ、菅野隆行 vs 松本義彦の一戦が行われた。

インロー、パンチで先制した松本に対し、菅野は引き込んでフロントチョークを狙う。しかし、これを凌いだ松本はコーナー際で肩固めを極め、完勝した。第4試合ではライト級シングルマッチ、空閑俊生 vs 佐藤恵の一戦が行われた。

開始から佐藤は掬い上げる様に空閑の足に絡むと、一気に足関節技へ。その後もトリッキーな動きで空閑を翻弄する佐藤だったが、落ち着きを取り戻した空閑が打撃で反撃に。時折、背を向け、打ち合いから逃れる佐藤は、離れ際に放ったバックブローで空閑をKO。まさかの逆転勝利を挙げた。第3試合ではライト級シングルマッチ、西哲也 vs 山田哲也の一戦が行われた。

グラップリングルールで行われた、この試合。山田は開始から飛びつき十字を狙うが、西は足関へ。2R、山田の足をロックした西は、アンクルホールド、膝十字と技を重ねていくが、最後は山田が腕十字で逆転勝ちを果たした。第2試合ではバンダム級シングルマッチ、高橋“Benny”正典 vs 横山大輔の一戦が行われた。

グラップリングルールで行われた、この試合。試合は長身の横山が飛びつきから引き込みに成功。複雑に足を絡ませ、下から三角、足関を狙うと、2Rにはアンクルホールドで勝利を挙げた。第1試合ではライトヘビー級シングルマッチ、長井憲治 vs 西坂タツヒコの一戦が行われた。

西坂は右フックからグラウンドへと引き込むも、長井は付き合わず。中盤には長井の膝蹴りがローブローとなり、試合が中断。再開後には、鬱憤を晴らすかの如く、西坂が突進。強烈なフックを連発し、長井をKOしてみせた。