1962年、スタン・リーとスティーヴ・ディッコにより世に送り出され、現在までも続く伝説的アメリカン・コミックス「スパイダーマン」。映画シリーズ3作目は、スパイダーマンとしての“運命”を受け入れたピーターの“決意”が描かれるという。

そのスパイダーマンを演じるトビー・マグワイア氏、スパイダーマンを父の仇と憎むハリー役のジェームズ・フランコ氏。そして製作を手がけるアヴィ・アラド氏が来日。3月1日、都内にあるフォーシーズンズホテル椿山荘にて記者会見が行われた。この席で、4月16日にキャストが全員揃うワールドプレミアを開催、日本が世界に先駆けて5月1日に公開するとの緊急コメントが公表され記者会見の幕が上がった。

今回で3作目となるスパイダーマンの見どころについて、アヴィ・アラド氏は「今作のテーマは、まず『許す』こと。たとえヒーローであっても過ちを犯す。しかしそこからどのように乗り越えていくかだ。そして『ラブストーリー』。ピーターとMJとの恋に試練が訪れる」と、語った。

ジェームズ・フランコ氏は、「キャラクターたちの人間関係の葛藤をアクションを交えて、ドラマチックに描かれている。そして、ワイヤーワークの撮影は大変であったけれども、楽しかった。空中戦もダイナミックで複雑になっている」と答えた。

そして、最後にトビー・マグワイア氏は、「今作でのピーターは、少し自信過剰で尊大になっている。それによってトラブルに巻き込まれ、ダークな面が出てくるわけだ。今までのように親しみやすい部分とダークな部分のせめぎ合い、バランスをとってどのように演じるかが難しくチャレンジしたところだ」と語った。

黒い液状生命体に身も心も黒くなったとき、スパイダーマンはどうなってしまうのか? 5月1日、全世界に先駆けてその答えがベールを脱ぐ。

■スタッフ
監督:サム・ライミ
脚本:アルヴィン・サージェント
ストーリー:サム・ライミ&アイヴァン・ライミ
■キャスト
トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ、トーマス・ヘイデン・チャーチ、トファー・グレイス ほか

■公式サイト:http://www.sonypictures.jp/movies/spiderman3/site/
■公式ブログ:http://blog.livedoor.jp/spider_man3/
■特設サイト:http://movie.news.livedoor.com/special/spider-man3/

■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

5月1日より、日本世界最速公開