フアン・ソト外野手争奪戦で話題のメッツが6日(日本時間7日)、ヤンキースからFAとなったクレイ・ホームズ投手と3年3800万ドル(約57億1000万円)で契約合意した。米記者複数が報じている。
今季は8月まではクローザーを務め30セーブを挙げるなど、ブルペンの一角としてフル回転。ニューヨークのライバル球団へ移籍する来季は、先発に転向すると伝えられている。
■今季30セーブも、メッツでは先発起用か
メジャー7年目のホームズは、今季レギュラーシーズン67試合に登板し、3勝5敗30セーブ、防御率3.14の好成績。9月以降はルーク・ウィーバー投手がクローザーを務めたが、ポストシーズンでも13試合に登板するなど、ヤンキースのブルペンを支え続けた。投球の56.3%が平均96.6マイル(約155.4キロ)のシンカーで、被打率1割台の鋭いスライダーとスイーパーを投げ分け打者を抑える。メジャートップのゴロ率64.6%を誇る、グラウンドボールピッチャーだ。
『ESPN』のジェフ・パッサン記者によると、ホームズは2年目以降のオプトアウト権含む、3年3800万ドル(約57億1000万円)でメッツと契約合意した模様。キャリアでほぼ初めての先発投手に転向する予定とされている。
ポストシーズンでドジャースに敗れたメッツは、世界一奪還のため大型補強を目論む。ソトの獲得レースでも有力候補に挙げられており、今オフは積極的な動きが目立っている。
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