人間を嫌悪する厭世主義者だが、グウィンプレンとデアを愛情で育てる「ウルスス」役にはソ・ボムソクとミン・ヨンギがキャスティングされた。
ウルスス役で出演するソ・ボムソクは、デビュー30年を迎えたミュージカル俳優で、ミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」「デスノート」「ラ・マンチャの男」「風の丘を越えて/西便制」「明成皇后」「地下鉄1号線」「モーツァルト!」「冬のソナタ」「モンテ・クリスト」など大作に出演した。そんなソ・ボムソクが、深みのある感情の演技で繰り広げるウルススが好奇心を刺激する。
ミュージカル「レベッカ」「エクスカリバー」など、数多くの作品の主演を務め、圧倒的な歌唱力とカリスマ性溢れる演技を披露してきたミン・ヨンギが、2020年、2022年に続き、第4シーズンの舞台に立つ。ミン・ヨンギは、多彩な演技スペクトラムをもとに立体的な演技を通じて、深い響きを伝えると同時に、パワフルな歌唱力で再び観客に感動を与える見通しだ。
純白の心を持つ人物で、視力はないが、魂でグウィンプレンを見つめて彼を包み込むデア役は、イ・スビンとチャン・ヘリンが務める。
初演から「笑う男」のデア役を演じて好評を博したイ・スビンは、今シーズンもデアとして戻ってくる。これまでのシーズンで彼女は、繊細で確かな実力をもとにデアを完璧に演じ、絶賛を受けた。その後、ミュージカル「ブラックメリーポピンズ」「マンマ・ミーマ!」「ショーマン:ある独裁者の4番目の代役俳優」をはじめ、ドラマ「キング・ザ・ランド」「DNAラバー」など様々な分野で演技力を磨いたイ・スビンの一段と成熟した演技が期待を高める。
昨年、ミュージカル「ベン・ハー」でデビューし、深い印象を残したチャン・ヘリンもデア役に挑戦する。デビュー舞台で優れた歌唱力と繊細な演技力で好評を博したチャン・ヘリンは、その後ミュージカル「ベルサイユのばら」でロザリー・ラ・モリエール役を演じ、ミュージカル俳優として一段と成長した姿を見せた。目覚ましい成長を遂げているチャン・ヘリンが描くデアに多くの関心が集まっている。
女王の異母妹であり、裕福な貴族で何もかもを持っているが、その裏には空虚さを持つ魅惑的な女性ジョシアナ役にはキム・ソヒャンとリサが名を連ねた。
2020年、2022年で魅惑的なジョシアナを誕生させたキム・ソヒャンが、第4シーズンも舞台に立つ。ミュージカル「マリー・アントワネット」「フリーダ」「ベンジャミン・バトン」「リッジ」など、大劇場と中小劇場を行き来しながら旺盛に活躍している彼女は、「笑う男」の前シーズンでも愛と野心の間を行き来するドラマチックな感情の演技で深い印象を残しており、圧倒的な舞台を作っていく彼女の活躍が期待される。
歌手兼ミュージカル俳優のリサが「笑う男」のニューキャストとして参加した。新しいジョシアナとして観客と会う彼女は、これまでミュージカル「ベルサイユのばら」「フリーダ」「レベッカ」「マリー・キュリー」など数々の作品に出演し、圧倒的な存在感を誇っている。爆発的な歌唱力と繊細な演技で観客の心を掴むリサの新しい魅力が好奇心を刺激する。
この他にも、野心家のデビッド卿役にはパク・シウォンとカン・テユルがキャスティングされた。憎しみと嫉妬に満ちた狡猾な使用人のペドロ役はムン・ソンヒョクが熱演する。大英帝国の統治者で利己的なアン女王役としては、キム・ヨンジュとキム・ジソンが出演する。
ミュージカル「笑う男」は来年1月9日、ソウル芸術の殿堂オペラ劇場で開幕する。
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