俳優のチョン・イルが親友として知られるソン・ジェリムさんを追悼した。
【写真】『太陽を抱く月』出演チョン・ミソンさんも今は亡き人に
チョン・イルは11月13日、自身のインスタグラムのストーリーに「兄さん、そこでは幸せじゃないと。ごめん。また会おう」というメッセージを投稿した。
主語はないが、去る12日に亡くなったソン・ジェリムさんの出棺を控えて残した追悼文と読み取られる。
2人の縁は、2011年に放送されたドラマ『美男<イケメン>ラーメン店』(tvN)から始まった。主人公だったチョン・イルは2歳年上のソン・ジェリムさんと親しくなり、この縁によって翌年のドラマ『太陽を抱く月』(MBC)のキム・ジェウン役にソン・ジェリムさんを積極的に推薦したという。
なお、ソン・ジェリムさんは11月12日にこの世を去った。
ソウル・城東(ソンドン)警察署は、ソン・ジェリムさんが城東区の自宅で亡くなったまま発見されたと明らかにした。現場にはA4用紙2枚分の“メッセージ”が見つかったとされている。
ソン・ジェリムさんの出棺は本日(11月14日)で、遺族の要望により非公開で行われる。
モデルとしてデビューし、2009年に役者へと転向したソン・ジェリムさんは『美男<イケメン>ラーメン店』『太陽を抱く月』のほか、『感激時代〜闘神の誕生』『優しくない女たち』『パーフェクトカップル〜恋は試行錯誤〜』、映画『アンニョンハセヨ』などに出演してきた。
今年は、日本ではKNTVで放送されているTVINGオリジナル時代劇『于氏王后(ウシワンフ)』(原題)、同じくKNTVで放送予定のドラマ『マイ・ミリタリー・バレンタイン』(原題)に出演した。さらに、昨年12月〜今年2月に『ワイフ』(原題)、今年7月〜10月には『ベルサイユのばら』と演劇にも出演している。
遺作は来年1月に韓国で上映される映画『暴落:事業がつぶれた男』(原題)となった。
(記事提供=OSEN)
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◇チョン・イル プロフィール
1987年9月9日生まれ。2006年に公開された映画『静かな世界』で俳優デビューし、同年に韓国の地上波MBCの人気シットコム『思いっきりハイキック』に出演し、お茶の間でもその名を知らせた。2016年に社会服務要員として兵役に突入し、2019年11月に除隊している。除隊後まもなくして時代劇ドラマ『ヘチ 王座への道』で21代王の英祖(ヨンジョ)を熱演し、華麗な復帰を遂げた。