ドル売りに反応、米CPIは予想通りの結果=NY為替

 10月の米消費者物価指数(CPI)は各項目で予想通りの結果となった。前年比は+2.6%と前回の+2.4%から上振れ。コア前年比は+3.3%と前回と同水準の伸びだった。市場の反応は米債利回り低下とともにドル売りとなっている。ドル円は155円付近から154.55付近へと下落。ユーロドルは本日の高値を1.0653近辺に更新した。米10年債利回りは4.43%付近から4.36%台まで一時急低下した。市場では12月FOMCでの追加利下げ観測がやや高まっている。

USD/JPY 154.61 EUR/USD 1.0643 EUR/JPY 164.53