[画像] Appleが2026年にAI機能を搭載した独自のスマートホームカメラを発売する可能性



AppleはホームアプリやHomePodなどを開発し、スマートホーム規格の「Matter」仕様策定にも参加するなど、スマートホームに対して積極的な姿勢を見せています。Apple関連の情報に詳しいアナリストのミンチー・クオ氏が、「AppleがスマートホームIPカメラ市場への進出を狙っており、2026年の量産を計画している」と述べました。

Goertek Secures NPI Supplier for Two New Apple Products in 2026; Apple Business Set to Resume Growth from 2025 | by 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) | Nov, 2024 | Medium

https://medium.com/@mingchikuo/goertek-secures-npi-supplier-for-two-new-apple-products-in-2026-apple-business-set-to-resume-80f31db1dd4e

Kuo: Apple to release its own smart home camera in 2026, with AI features - 9to5Mac

https://9to5mac.com/2024/11/12/kuo-apple-smart-home-camera/

クオ氏によれば、Appleは2026年にスマートホームIPカメラの量産を予定しているとのこと。このスマートホームIPカメラは、ワイヤレス接続を介して他のApple製品とシームレスに統合できるように設計されているそうです。



記事作成時点で全世界のスマートホームIPカメラの出荷台数は年間3000万〜4000万台で、Appleは最低でも年間1000万台以上の出荷台数を長期的な目標に定めているのこと。クオ氏は「この戦略的な動きは、Appleがスマートホーム市場における成長機会をずっと模索していることを示しています」と述べています。

Appleがスマートホーム分野に対してより本格的に取り組むことを計画していることはしばらく前からウワサされており、ディスプレイ付きのスマートホーム機器を開発中であることがすでに報じられています。

Apple初のスマートホームディスプレイはiMac G4のようなデザインになるとの報道 - GIGAZINE



クオ氏は「Appleは優れたエコシステムとApple Intelligence、およびSiriとの緊密な統合によって、スマートホームのユーザーエクスペリエンスが大幅に向上すると考えています」と述べています。

なお、クオ氏によれば、聴覚補助機能が利用可能となってヘルスケアデバイスとしての側面も強くなったAirPodsは出荷台数の増加が見込まれており、AppleはAirPodsの生産を過去に請け負っていたGoertekに2026年分のAirPods生産を注文したとのことです。