和解できなかったフジテレビ
MLBのワールドリーズ全5試合を中継したフジテレビだが、当初の目論見は大きく外れてしまったようだ。
「視聴率は8〜13%とまずまずでしたが、一試合3億円、計15億円とも言われる放映権料を考えると大赤字です。ただ、フジとしては中継にカネがかかるのは覚悟の上。予想外だったのは、ドジャースの優勝が決定した後の出来事です」(フジ関係者)
フジは中継を通じて大谷翔平(30歳)との関係回復を目論んでいた。だが、優勝決定後にインタビューを試みると、まさかの拒否をされてしまったのだ。
「試合を中継した日本メディアの取材を受けないなど、本来なら考えられない。『豪邸報道』をしたフジに対し、大谷はよっぽど怒っているんでしょう」(同前)
日テレは“直接謝罪”
そんなフジとは対照的に、ひそかに関係修復したのが日本テレビだ。フジと同じく「豪邸報道」をして大谷を怒らせていたが、最近、和解できたのだという。
「実は、役員クラスを含めた日テレ幹部がロサンゼルスに直接出向き、大谷サイドにお詫びしたそうなんです。大谷の故郷である岩手県花巻や母校の関係者など、あらゆるツテを探って大谷サイドとコンタクトを取り、和解を実現させたと聞いています」(日テレ関係者)
フジが許される日はいつになるか。
「週刊現代」2024年11月16日・11月23日合併号より
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