「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024、チェコ代表0−9日本代表」(10日、バンテリンドーム)
侍ジャパンが大勝で本番前の最後の強化試合を終えた。投手陣は17三振を奪い5安打完封リレー。打線は初回に森下(阪神)が先制2ラン、七回には代走・五十幡(日本ハム)の二盗、三盗をきっかけに足技で追加点を奪った。八回には5安打を集中し6点を奪い試合を決めた。
先発の早川(楽天)は2回1安打無失点。6つのアウトのうち5つを三振で奪った。初回、先頭のV・メンシクに三塁線を破る二塁打を打たれたが、後続を断った。二回は三者連続三振に仕留めた。
「やりたいことはある程度できましたし、キャッチャーとのコミュニケーションも取れたんで。しっかりやっていければと思います」と振り返った。
この日はテレビ解説で訪れた、ソフトバンクを引退した早大の先輩・和田毅氏の前出の好投だったが「いきなり先頭にツーベース打たれて。どういう感じで見てくれていたか分かんないですけど、まずはゼロで抑えられたのは良かったですし、和田さんにもいい形を今後も見てもらえるように自分も頑張っていければなと思います」と話した。
国際大会でも経験豊富な先輩には「いろいろ話をさせてもらって」と言う。「国際大会ってなると一発勝負だし、ボールの違いとかもあるから。そこに関しては慎重になりながらも、けが無く頑張ってきてね、という言葉は頂いた。それなりに頑張れるかなと思います」と話した。
台湾での登板に向けて「気温の変動も違うと思いますし、グラウンドのコンディションも全然違うと思うので。そういうところに対応していければと思います」と話し、「状態としてはまだまだ詰められる部分があると思うので、そこ課題を詰めていって台湾でベストコンディションで臨みたいと思います」ともう一段階上げて臨む。