一般社団法人SVリーグは9日、大同生命SV.LEAGUE WOMEN第5節GAME1のPFUブルーキャッツ石川かほくvs群馬グリーンウイングスの一戦にて、得点の誤りがあったことを発表した。
PFUのホームであるとり野菜みそ BLUECATS ARENAにて行われた一戦。アウェーの群馬は今季初勝利を目指したものの、PFUがセットカウント3―0(25―20、25―12、25―21)でストレート勝ちしていた。
しかし、この試合では得点の誤りが発生。第2セット途中でPFUが6―5とリードしている場面で、群馬の道下ひなののアタックがアウトとなり、その後群馬のチャレンジも失敗となると、再開後にスコアが7―5となるはずが8―5となってしまっていた。リーグによるとPFUが7点目を得点した際、何らかの理由により誤って8点目がさらに加算され、公式記録とPFUの実際の得点に差異が発生したという。
その後、この誤りに気が付くことなく、PFUが24点目を得点した時点で、実際にはセットが終了していないにも関わらず、記録上は25―12でPFUが2セット目を獲得していた。
試合は、その後第3セットもPFUが取り、セットカウント3-0でPFUが勝利。なお、試合中に発生した問題を競技規則に従って迅速に解決し、もとの状態に試合を回復することを目的とするジャッジカンファレンスは行われなかった。
SVリーグは、「第2セットに得点の誤りが生じたが試合は成立していることから、会場で記録されたe-scoreに合わせて第2セットの得点を25-12とし、PFUの勝利とする」と発表。「併せて、詳細な原因について引き続き調査を行う」としている。
なお、10月13日に行われたSVリーグ女子第1節GAME1の大阪マーヴェラスvs東レアローズ滋賀の一戦でも同様の事象が発生していた。