ロッテ、佐々木朗希のポスティング移籍を容認 吉井監督「チームとしては痛いです」、「野茂英雄を見た時以来の衝撃」

• ロッテは9日、佐々木朗希のポスティング移籍に向けた手続き開始を発表した
• 吉井英樹監督は「チームとしてはもちろん、とても痛いです」とコメント
• 「野茂英雄を初めて見た時以来の衝撃でした」と、移籍を歓迎した

　ロッテは9日、佐々木朗希投手のポスティングによるメジャー・リーグ・ベースボール（MLB）球団への移籍に向けた手続きを開始することを発表した。

　吉井監督は「チームとしてはもちろん、とても痛いです。ただ自分もアメリカでプレーをした事があるので気持ちはものすごくわかります。そして若い今、チャレンジしたいという気持ちも分かります。未完成な部分は正直、まだまだありますが、アメリカで自身を磨き、さらにレベルアップすることも出来るのではないかとも考えます。2020年、石垣島キャンプのブルペンで初めて目にした彼の投球は私にとって野茂英雄を初めて見た時以来の衝撃でした。それを向こうでぜひ証明して欲しいです。頑張ってください」とコメント。

　松本尚樹球団本部長は「入団した当初より本人からアメリカでプレーをしたいという夢を聞いておりました。今年までの5年間の総合的な判断として、彼の想いを尊重することにしました。日本の代表として頑張って欲しいと思っています。応援しています」とコメントした。