Apple関連のリーク情報に精通した業界アナリストのミンチー・クオ氏が、2026年に登場予定の「iPhone 18」(仮称)ではメインカメラが大幅にアップグレードされ、iPhoneとしては初めて可変絞り機構を採用したカメラが搭載されると予想しました。
Sunny Optical to Benefit Significantly from Apple’s Optical Order Growth and Spec Upgrades Over Next Two Years | by 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) | Nov, 2024 | Medium
https://medium.com/@mingchikuo/sunny-optical-to-benefit-significantly-from-apples-optical-order-growth-and-spec-upgrades-over-220ec84343ad
Kuo: iPhone 18 Pro to feature upgraded main camera with variable aperture - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2024/11/08/iphone-18-main-camera-aperture/
iPhone 18 Pro will gain a variable aperture wide-angle lens
https://appleinsider.com/articles/24/11/08/iphone-18-pro-rumored-to-gain-a-variable-aperture-wide-angle-lens
中国の光学機器メーカーであるSunny Opticalは、AppleのiPhoneで利用するカメラレンズを供給するサプライヤーの1社です。そんなSunny OpticalによるAppleへのレンズ供給は2024年下半期から徐々に増加しており、これにより2024年の同社のスマートフォン向けカメラレンズ市場シェアは約5%にまで増加する模様。
Appleは2025年に超薄型の「iPhone 17 Air」をリリースするとウワサされており、2025年にはパーソナルAIであるApple Intelligenceも成熟すると予想されているため、2025年のiPhoneの出荷台数は前年比で約5%増加の2億3000万ドル(約350億円)になると推計されています。これに伴い、Sunny Opticalの市場シェアはさらに増加することが期待されている模様。
2025年にiPhoneのラインナップが刷新されPlusモデルが廃止&超薄型モデルの「Air」が登場か、Airモデルのスペックはどんなものになるのか? - GIGAZINE
さらに、2025年にはM5搭載のMacBook Proが登場すると予想されており、これにはカメラモジュールが搭載されるそうです。このカメラモジュールもSunny Opticalが供給することになるとクオ氏は予想しています。なお、Sunny OpticalはAndroidスマートフォンの一次請けカメラモジュールサップライヤーであるため、「Appleの厳しい要件を満たすことができる」とクオ氏は記しました。
MacBook Proにカメラモジュールを供給することで、Sunny Opticalの2025〜2026年の収益は増加し、iPadやiPhone向けにもカメラモジュールを提供することができるようになるための「新しい成長の原動力をSunny Opticalが手にすることになる」とクオ氏は記しています。
これに加えて、2026年に登場するiPhone 18のハイエンドモデルでは、広角カメラが可変絞りカメラにアップグレードされるとクオ氏は語りました。これによりユーザーの写真撮影体験が大幅に向上すると予想されています。クオ氏が実施した調査によると、Sunny OpticalはAppleにとってシャッターの主要サプライヤーとなり、可変絞りレンズにおいては2番目のサプライヤーとなる模様。なお、Sunny OpticalはAndroidスマートフォン向けに可変絞りカメラを設計・製造した経験があります。
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