カッコいいと評判に! 新型「カローラクロス」はいつ日本に登場する!?
タイにおいて、世界に先駆けマイナーチェンジが行われたトヨタのコンパクトSUV「カローラクロス」。
日本仕様とは異なるデザインが「カッコいい!」と早くも評判ですが、日本のカローラクロスはいつ頃マイナーチェンジするのでしょうか。
トヨタのタイ法人は2024年2月、コンパクトSUVの「カローラクロス」のマイナーチェンジを実施しました。
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東南アジア諸国において強く浸透しているカローラブランド。
走りがよくて先進的、壊れにくくて、信頼性の高いカローラの「車高アップ」版が新しくなるとなれば、ヒットするのは間違いありません。
日本仕様にはない「GRスポーツ」仕様も投入するなど、トヨタの東南アジアにおけるカローラクロスへの力の入れようは、日本とはレベルが違います。
マイナーチェンジ仕様のエクステリアは、ハニカムメッシュ模様のフロントグリルとフロントバンパーへと変更となり、まるでレクサスの“スピンドルボディ”を思わせる斬新なスタイルに刷新されました。
さらにLEDプロジェクターヘッドライトやシーケンシャルLEDフロントウインカー、2トーンカラーの新アルミホイールの採用などによって、高級感が高められています。
インテリアにはブラックと新色ダークローズの2色を設定。ラグジュアリーかつスポーティさも感じられる配色となっています。
またオートブレーキホールド機能付電動パーキングブレーキや、12.3インチフルデジタルメーター、左右独立温度調整機能付きデュアルゾーンオートエアコンシステムなど、装備も充実。
価格は99万バーツ(約450万円)からですから決して安いクルマではありませんが、タイでは飛ぶように売れているといいます。
では、このマイナーチェンジ版カローラクロスが日本に導入されるのはいつごろなのでしょうか。
日本仕様は独自の発展を遂げる可能性も!?
もともとカローラクロスはデビュー時から、タイを皮切りに導入国を拡大していく計画と発表されていたモデルでした。
発売開始のタイミングも、タイが2020年7月に発売となったのに対し日本は2021年9月と、1年2ヶ月ほど遅れていました。
そのため、日本仕様のカローラクロスのマイナーチェンジも、1年遅れの2025年3月には実施されるのではと思われます。
また東南アジア向けカローラクロスは、タイのトヨタ・モーター・タイランドで生産されていますが、日本向けは愛知県の高岡工場で生産されているほか、日本独自のデザインを採用しているのも特徴です。
マイナーチェンジ版についても、グリルやバンパーデザインは、さらに別のものへと進化させてくる可能性も高そうです。
ただ国内のトヨタは、タイのトヨタよりもクロスオーバーSUVのラインアップが多めです。
コンパクトモデルから順に「ライズ」「ヤリスクロス」「RAV4」「ハリアー」「ランドクルーザー250」「ランドクルーザー300」、さらにレクサスブランドの「LBX」「UX」「NX」「RX」「GX」「LX」まで入れたら、もはや軽自動車枠しか隙間がない状況。
そのためアップデートできる内容が少ないならば、急いでマイナーチェンジをする必要はなく、さらに1年先送りをして、パワートレイン改良などのビッグマイナーチェンジにまとめてくるという可能性も考えられます。
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国内トヨタのSUVラインアップの中で、飛び抜けて売れているのがライズとヤリスクロス、そしてこのカローラクロスです。
いわば「放っておいても売れ続ける」カローラクロスにどのような一手を打ってくるのか、トヨタの作戦が楽しみです。