金丸は大学4年時に自責点ゼロ…24日のドラフト会議1位指名が濃厚
関西学生秋季リーグ戦の関学大-関大戦が22日、わかさスタジアムで行われ、関大が6-4で勝利した。24日のドラフト会議で1位候補に上がっている関大・金丸夢斗投手は8回から登板して1イニングを無失点。今秋の全日程を終えて、4年時は防御率0.00でフィニッシュした。衝撃数値にファンも騒然。「何球団競合するんやろ」「何ですかこれは」と熱視線を送っている。
文字通り“無双”投球だった。神戸市立神港橘高から関大に入学。1年時から登板すると、大学2年生の春と3年生の秋、4年生の春でリーグ戦防御率1位をマークした。さらに3月には「2024カーネクスト侍ジャパンシリーズ2024」の日本代表にも選出。第2戦で登板し、2回をパーフェクト4奪三振の快投を披露した。
今春のリーグ戦も39イニングで防御率0.00、52奪三振を記録し、大学野球日本代表にも選出されたが、コンディション不良で辞退。それでも、秋のリーグ戦では無失点投球を続け、大学最終学年は自責点ゼロで終える結果となった。
大学屈指の実力を誇る本格派左腕とあって、24日のドラフト会議では1位指名の有力候補に上がっている。中日は10日にスカウト会議を行い、金丸ら即戦力投手を1位指名する方針を明らかにした。また、22日にはヤクルトも1位指名候補に、金丸や明大・宗山塁内野手ら5人に絞ったとした。
プロ大注目の逸材が見せた圧倒的な投球に、12球団ファンも興奮を隠しきれない。「競合するチームがいくつあるのだろうか」「スペシャルすぎるわ流石に」「なにこの化け物」「モノが違う」「絶対獲らないと」「めちゃくちゃ競合しそうやな」などと反応している。果たして大物左腕を指名する球団は一体……。(Full-Count編集部)