[画像] 【天皇賞展望】3冠牝馬リバティアイランドと有馬記念覇者ドウデュースが激突

 「天皇賞(秋)・G1」(27日、東京)

 3冠牝馬リバティアイランドが5個目のG1タイトルを狙う。ドバイシーマクラシックはスローペースとなり、勝ったレベルスロマンスが2番手、2着シャフリヤールが3番手からレースを運んだなか、後方から末脚を伸ばした。3着とはいえ悲観する内容ではない。東京は昨年、オークスを制し、ジャパンCでイクイノックスの2着となったコース。福永助手は「強いメンバーを相手にもいい競馬をしてくれるだろうと期待を持って臨みたいです」と好走を願う。

 昨年有馬記念を制したドウデュースだが、今年はドバイターフ5着、宝塚記念6着とひと息の着順。ただ、ドバイターフは直線で進路がなく、スムーズさを欠いたもので、宝塚記念は特殊な馬場と展開が影響した。鞍上の武豊は「今年の2戦が力を出せていないので、人馬ともにモヤモヤがたまっているというか、今度こそですね」と巻き返しに力を込める。

 イクイノックスが1分55秒2の驚異的なレコードを記録した昨年の天皇賞・秋で、2着だったのがジャスティンパレス。その後は有馬記念4着、ドバイシーマクラシック4着、宝塚記念10着とひと息だが、挽回する可能性は十分にある。

 大阪杯でG1馬となったベラジオオペラは続く宝塚記念でも3着と上位の力を示すなど、今年になって充実期に突入。宝塚記念2着馬ソールオリエンス、昨年のダービー馬タスティエーラ、エプソムC、オールカマーと重賞連勝中のレーベンスティールにも注目だ。