[画像] 飲酒運転事故を起こして警察に出頭した韓国前大統領の娘(40)、新たな疑惑が浮上して再び渦中の人物に

韓国のムン・ジェイン(文在寅)前大統領の娘、ムン・ダヘ氏(40)が警察の調査を受けて謝罪したが、新たな疑惑まで浮上してイシューとなっている。

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ムン・ダヘ氏は飲酒運転事故から13日が過ぎた10月18日、警察に出頭して4時間余りの調査を受けた。記者の質問には「申し訳ございません」とだけ口を開いた。

彼女は同日、謝罪文も発表。「すべての皆様に深く謝罪申し上げる。してはならない大きな過ちを犯した。恥ずかしく、申し訳なく思う。二度とこのようなことがないよう反省しながら生きていく」と明らかにした。

また、「そのようにお酒を大量に飲み、運転をしたうえに、事故まで起こしてしまったことについて深く反省している。多くの方々が心配し、飲酒運転を叱責された。二度と心配をかけないよう、自分を見つめ直しながら生きていく」と伝えた。

警察などによると、ムン・ダヘ氏は10月5日午前2時51分頃、龍山(ヨンサン)区・梨泰院(イテウォン)のハミルトンホテル前で運転中に車線を変更した際、後ろから来ていたタクシーと衝突した。

警察による飲酒検査の結果、彼女の血中アルコール濃度は0.149%で、免許取消し基準(0.08%)を大きく上回っていた。

(写真提供=時事ジャーナル)ムン・ジェイン前大統領(中央)とムン・ダヘ氏(右)

それでも自らの罪を認めて謝罪し、警察の調査も受け、被害者であるタクシー運転手との刑事上の示談も終えた状況であるだけに、ムン・ダヘ氏の飲酒運転事故への関心はひと段落しそうだ。

しかし、そんな彼女には新たな疑惑が浮上している。済州(チェジュ)で違法な宿泊業を運営していたという疑惑だ。

済州市は10月18日、ムン・ダヘ氏が済州市・翰林邑(ハンリムウプ)にある自身所有の一戸建て住宅で、未申告の宿泊業を行っていた疑いが持たれ、9月初めに済州自治警察団に捜査を依頼したと明らかにした。

済州市は、ムン・ダヘ氏が農漁村民宿の登録を行わないまま宿泊業を営んでいた可能性があると見て、明確な違法行為があったか判断するために捜査を依頼したという。

公衆衛生法によれば、宿泊業の登録なしに営業行為を行った場合、2年以下の懲役または2000万ウォン(約218万円)以下の罰金に処される。

一難去ってまた一難となった韓国前大統領の娘。疑惑を晴らすことができるのか注視したい。

(文=サーチコリアニュース編集部O)