10月13日、アメリカから一時帰国中の芸人・たむらけんじが大阪市内で報道陣の取材に応じた。松本人志の性的暴行疑惑報道で、自身の名前も出ているたむら。松本が「週刊文春」などを相手取った名誉毀損裁判は今も続いており、11月11日に弁論準備手続が予定されている。和解の噂もあるが、先行きは読めず、たむらにも報道陣から裁判についての質問が飛んだ。
「たむらさんは“松本”という名称は使用しませんでしたが、『みなさんが早く、と思っているんじゃないですか』と松本の早期復帰を支持するようなコメントをしました」(スポーツ紙芸能担当記者)
たむらは続けて、一連の性加害報道について「本当にいわれのないことなので。僕らのことならなんでもいいですよ。でもあの人のことは100ないので」と言及した。「あの人」こと松本氏の性的暴行疑惑をきっぱりと否定したのだ。
一方たむらについては、「週刊文春」の報道で「たむけんタイム」なる“芸人と女性との2人だけの時間”のセッティングがあったとされている。
「大阪リッツカールトンでの飲み会で、参加女性に『ほな、恒例のたむけんタイムでーす』と呼びかけ、松本氏に“献上”する女性に意思を聞いたという『たむけんタイム』ですが、本人は否定。飲み会の事実は認め、『不快な思いをしたから、こういった話をしたんだと思う』と参加女性に謝罪をしています」(同前)
こうした経緯から、たむらの「いわれのないこと」発言には、納得いかない人も多いようだ。Xでは、次のような投稿が……。
《たむけんはこう言うし、松本も何の罪もないと後輩をかばうが、結局は、じゃぁ、事実はなんなの?てのがわからん。ホテルで乱痴気騒ぎして、たまに不倫してた、てのなら、そう説明すればいいとおもうんだけど》
《つうか、たむけんは誰に言うてるんやろね? そもそも勝手に休業したのは松ちゃんだし、やってないなら会見でも開いて強く否定すればよかったのに》
《松本人志の「事実無根」。たむけんの「いわれのないこと」。2人とも抽象的な言葉で逃げているだけ。文春記事の何が事実無根で、どこがいわれのないことなのか? 「たむけんタイムなんて言ったことない」だけは、ちょっと具体的だったけど、どうでもいい話》
確かにたむらの発言からは、どこまでが事実で、どこからが「いわれのないこと」なのか判然としない。また今回、たむらは「警察沙汰になってるならまだしも、そんなことでもない。どうかしてると僕は思う」と、先日書類送検された元吉本の芸人を思い起こさせる言葉も。松本裁判の行く末次第で、たむけんの立場も大きく変わる。“いわれがない”は証明されるのだろうか。
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