付き合って間もない恋人と別れるからには相応の理由があるものだ。投稿を寄せた40代女性(年収800万円)には、長年付き合った末に婚約した彼がいたが、同棲後に価値観が合わなくなり、別れることに。その後、「なるべく若いうちに次を見つけなければ」と、マッチングアプリに登録、そこで知り合った男性は、
「上場企業勤務で、はっきり言って安定収入が魅力」
とパーフェクトな相手に思われた。3回目のデートで告白され、お試しも兼ねて付き合うことにしたが、「3か月と経たずお別れしました」と明かす。何があったのか。(文:天音琴葉)
「夜の行為は数回応じました」→強烈な臭さに悶える
ある日、その彼が「一緒にお風呂に入ろう」と言ってきた。ところが服を脱いだら……
「うわ、クサっ!プ〜ンと臭ってきたんです!!!!! 喫煙者であることや頭皮の匂い、男臭い感じの体臭は少し気になっていましたが、服の上からだったのと付き合う前にベタベタすることはなかったので、正直これほどクサイとは思いませんでした」
入浴前だったことを差し引いたとしても、耐えられないほどの体臭だったようだ。それなのに女性は、「夜の行為は数回応じました」という。しかし行為中……
「頭皮の脂臭に始まり、タバコ臭い口臭とアソコに染み付いたニオイとでもう耐えきれず」「特にアソコ(下の方)付近が酷く、失礼ですが動物園と公衆便所と汗臭い服を足したような、強烈な臭さ」
と悲惨だったようだ。彼の体臭について次のように分析した。
「彼はいわゆるワキガ、スソワキガで、そこに皮脂とアンモニアのまざったニオイが加わり、もう最悪でした」
「彼は私に避けられて寂しそうでした」
不潔にしているなら本人のせいだが、生まれつきの体質だとすると、こまめに汗を拭いたり制汗剤を使ったりという程度では、どうしようもできないから気の毒だ。しかし耐えられないという女性の気持ちもわかる。
「親戚の用事が……などと嘘をついて会える日をどんどん先延ばしにしたり、申し訳ないですが生理中だけとか、日帰りで会うようにしました。彼は私に避けられて寂しそうでした」
彼は自分の体臭に気づいていないのだろうか。理由もわからず避けられたら傷つくのも無理もない。一方で女性は「やはりこのニオイは生理的に無理だ」と思い、前述の通り3か月も経たないうちに別れた。
「本当に失礼ですが、どれだけ良い企業勤めでもこれだけ臭かったら、そりゃフリーだよね……と思わされました。今は無臭の彼と結婚して本当に幸せです!!」
なお、こうした強烈な体臭は、本人が気づいていないなら医療機関を訪れることはない。同性の友達が指摘してくれたらいいが、指摘しにくいという人がほとんどだろう。だが体臭に気づかず放置しているほうが本人には悲劇である。女性もいっそ指摘してあげればよかったのだろうか。
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