自分ひとりでは注意できなかったと思うので、男性にはよく言ってくれたと感謝の気持ちでいっぱいです。ただ、あのままカップルを放置していたらもっと激しいことをした可能性は高かったでしょうし、そう考えると少しもったいないことをしたかもしれませんけど(笑)」

 結局、寝るタイミングを逃してしまい、搭乗ゲートに向かうまで起きていた峰村さん。それでも目の前で調理してくるラウンジ名物の麺料理、ビールなどを飲み食いして満足いくひと時を過ごすことができたようだ。

◆問題のカップルは同じ飛行機の乗客だった

「ハプニングはありましたけど、旅行にこういうことは付き物ですから。ただ、驚いたのはカップルが同じ飛行機の乗客だったこと。さすがに機内には大人しく過ごしてたようですけどね」

 日本にも一部の国際線ラウンジに仮眠スペースが設けられているが、ここは文字通り仮眠するための場所で起きていても静かにするのがルール。恋人と盛り上がってしまったのは理解できるが、周囲の迷惑なるような真似は控えてほしいものだ。

<TEXT/トシタカマサ>

―[乗り物で腹が立った話]―

【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。