土休日や大型連休は多くのユーザーが出かけるために高速道路が混雑します。
そのため、様々なトラブルも多く見られますが、なかでもにサービスエリアではどのようなトラブルがあるのでしょうか。
SNSではマナーの悪い利用者に対する非難の声が度々見受けられます。
【画像】「えっ…!」これが車中泊より快適な「高速SAホテル」です(38枚)
特に多いのが「サービスエリアの逆走めちゃくちゃ多いぞ進行方向の矢印でっかく書いてるのに見えんのかな」など進行方向を無視した逆走に関するものです。
これについて管理会社ではどのような対策が採られているのでしょうか。
ネクスコ中日本ではこの事態が休憩後の気の緩みから入口を出口と間違えることが原因だと分析。公式サイト上の動画での案内を介して注意喚起しています。
一方で「出口の進行方向が分かりにくいサービスエリアがあった」と管理会社側の案内の不十分さを指摘する声もあります。注意喚起をしても設備上の問題がまだあるようです。
また逆走に関する問題が起こるのはサービスエリアから出る時点だけではありません。
「サービスエリアで進行方向と逆向き駐車してるのがいる…こういうのから逆走車になる」と駐車する時点での問題に対する指摘があります。
ほかにも、SNSでは駐車が正しく行われていないことに関する苦言が見受けられます。
「どこのSAも駐車区分を守らないトラックが多すぎる」と普通車、大型車などの区別を無視する利用者を非難する声が多く見られます。
駐車マスはクルマの形式だけでなく利用者の体の不自由さによっても区別されますが、「サービスエリアの体の不自由な方向けの屋根のあるところで車中泊してるのをみかけた」とそれに配慮しない利用者もいるようです。
これについても公式サイト上でイラストや動画を使用して正しい駐車マスに停めるように案内されています。
ネクスコ中日本は注意喚起の方針について次のようにまとめています。
「まず行っているのが各種WEBサイトにおけるオンラインでの注意喚起です。
現地での注意喚起も、ポスター・チラシ・テーブルステッカー・MIB(施設内の電光掲示板)を用いて行っています。他に、サービスエリアでの交通安全キャンペーンを利用者へのよびかけの機会としています」
一方で、明確な注意喚起には至っていない事例もあります。最近特に問題視されているのが、長すぎる休憩です。
「サービスエリアは休憩場所と言いながら、観光名所みたいに特集を組むバラエティ番組はどうなんだ」、「当たり前のようにサービスエリアで車中泊している人がいますが、そこは休憩をとるための駐車場です」などの批判も目立つようになりました。
管理会社では基本的に、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアは休憩や仮眠のための場所というのが基本方針です。
ただし仮眠と車中泊の境界線は曖昧で、車中泊も明確な迷惑行為とは言えません。
そのため、あくまでモラルに従って行動することが求められ、明確な禁止はされていないというのが現状のようです。
なお最近では全国各地でサービスエリアなどに併設される「ハイウエイホテル」というものも出来ています。
場所により部屋のつくりや料金は異なり、ある場所では1泊3000円から宿泊が可能となっており、車中泊をするよりも快適にサービスエリアでくつろぐことが可能です。
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サービスエリアでのNG行為は基本的に管理会社によって明示されています。
安心して利用するために今一度確認してみると良いのではないでしょうか。