神谷もちさんの友人・ゆうみは、幼少期「そこそこ可愛かった」といいます。家庭は貧しく、18歳のころから都会でキャバクラ嬢を始めました。キャバクラで働きながらダイエットやジム通いなど美しくなる努力をした結果、10歳年上で年収3000万の社長と結婚、妊娠。何もかもうまくいっていたはずの人生でしたが、夫にそっくりな娘が生まれてから、悩みを抱えてしまったようです。帰宅後も検診で医師から言われた一言にイライラしていたゆうみ。そんな中、ぐっすり寝ているあいりを見ながら、鼻の形がどんどん豚鼻になってきているのが気になり出します。「つまんだら伸びないかな?」と軽い気持ちであいりの鼻をつまむと…?『私の娘は可愛くない』第14話をごらんください。
Ⓒ神谷もち
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大人でも寝ている時に鼻をつままれたら、息ができなくなってびっくりしますよね。
正常な判断もできなくなるほど悩んでいるゆうみ。「もうあいりの顔のことは考えない」と思ったようですが、こだわりが強い部分を切り替えるのはなかなか難しいようにも思えますね。
子どもの人生は子どものもの
Ⓒ神谷もち
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この作品では神谷もちさんの友人・ゆうみが、娘・愛理の容姿に悩む様子が描かれています。生まれてすぐから夫にそっくりだったあいりは、親から見てお世辞にも「かわいい」とは言えなかったといいます。ゆうみは他の子どもと愛理を比べて落ち込み、洋服を工夫するなどしてみますが、納得のいく結果にはなりませんでした。
この漫画では容姿がコンプレックスとして挙げられていますが、容姿に限らず「コンプレックスが何もない」という人の方が少ないのではないでしょうか。
その後、不安が大きくなったゆうみは、娘の容姿に対する不安を夫に吐露し、夫婦げんかに。しかし、夫の「何かあったら俺が守る。俺たちのかわいい娘の人生を否定するな」という一言でハッとさせられます。勝手なコンプレックスでがんじがらめになってしまったことを家族に謝り、考えを改めました。
親が子どものことを心配するのは当たり前のことです。それは見た目だけでなく、学力や運動能力なども同じですよね。しかし心配しすぎるあまり、親が子どもの自信をそぐような思考になってしまっては元も子もありません。子どもの人生は子どものもの。親はわが子が自信を持って生きていけるようサポートすることが大切ですよね。
記事作成: ママリ編集部
(配信元: ママリ)