第一スマート少額短期保険株式会社(東京都江東区)が展開するデジタル完結型保険ブランド『デジホ』は、このほど「Z世代のキャラクター別チャレンジ意識調査」の結果を発表しました。同調査によると、Z世代の約7割が「陰キャ(陰気なキャラクター)」を自称していることがわかりました。では、陽キャ(陽気なキャラクター)にカテゴライズされることで不利になる場面にはどのような場面があるのでしょうか。

【写真】Z世代の陽キャ・陰キャの実態

調査は、全国のZ世代(15〜27歳)男女500人(性別均等割付)を対象として、2024年8月にインターネットで実施されました。

まず、「自認する性格と、他人から見た性格」について聞いたところ、全体の69.2%が「陰キャ」と回答。そのうちの10.8%が、他人からは「陽キャと見られているが陰キャを自称する層(=ファッション陰キャ層)」であることが明らかになりました。

そのうえで、「陽キャとカテゴライズされることに抵抗がある」と答えた人は全体の31.6%。さらに、全体の半数に迫る49.0%が「自身を陽キャと明言することはリスク」と回答していることから、Z世代は他人からの”安易な陽キャ認定”にリスクを感じており、全体的に陰キャでいることを好む傾向がうかがえました。

続けて、陰キャを自称することで「回避できるリスク」をシーン別(仕事・プライベート)に教えてもらったところ、いずれのシーンでも「幹事やリーダー役をやらされる」(仕事22.8%、プライベート15.6%)、「飲み会に誘われる(同18.8%、同12.6%)に回答が集まりました。

また、「陽キャにカテゴライズされることで不利になる場面」としては、仕事・プライベートともに「期待をされすぎてプレッシャーを感じる」(同30.6%、同16.0%)、「無理に社交的な行動を求められる(同21.6%、同18.2%)、「交流がふえることでプライベートな時間や空間が侵害される」(同19.6%、同18.6%)などの場面が上位に挙がっています。

一方で、陰キャと判断されることにもネガティブな意見はあり、「人脈が広がりにくい」(30.0%)、「コミュニケーション能力が低く見られる」(26.8%)、「社交的な場に誘われづらい」(21.4%)などの懸念を感じていることもわかりました。

次に、自己認識のキャラクター別(陽キャ154人、陰キャ346人)に「各種SNS上でのフォロワー数」を調べたところ、全てのSNS(X、InstagramLINETikTok、BeReal)で陽キャのほうがフォロワー数を多く抱えており、特に「X」と「Instagram」で300人以上のフォロワーがいる割合は大きな差が開く結果となりました。また、全てのSNSにおいて陰キャのほうが利用率が低い傾向も見て取れました。

最後に、「30代になった時に目標とする個人年収およびパートナーに求める年収」を聞いたところ、個人年収は陽キャの人が「平均612万円」、陰キャの人が「平均463万円」、パートナーに求める年収は陽キャの人が「平均620万円」、陰キャの人が「平均465万円」となりました。

これを男女別に見ると、全ての項目において陽キャのほうが「個人年収」(男性778.5万円、女性454.7万円)、「パートナーに求める年収」(同556.0万円、同681.3万円)いずれも求める理想額が高い結果となりました。

一方で、陰キャは「個人年収」(同513.1万円、同412.9万円)、「パートナーに求める年収」(同348.1万円、同586.4万円)ともに堅実な年収額を目標としていることがうかがえました。

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【出典】
▽第一生命グループの第一スマート少額短期保険株式会社調べ